誰が勝負すべきか

昨日のワールドビジネスサテライトだったかで「限定版(限定盤)」の話題がありました。「今、限定版がアツい」みたいな感じで(笑)。当初はブランド品などの話でしたが、やはりというかCDの話に。
具体的な話もあり、ユニバーサル所属の「童子-T」は7割程度(20万枚ならばその内の14万枚)が限定盤なんだとか。ユニバーサルでは2週間で売り切る枚数を限定盤としてリリースしているんだとか...

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で、これを見た感想ですが、昔はアーティストが勝負していたのに、今は購買層が勝負させられる時代なんだなあ...と。

いや、昔も確かにそれはありましたよ。おニャン子クラブ系のシングルは予約特典がイッパイとか(笑)...だけど今の方が露骨なのかもしれない。スマートに表現するとシステマチックってことかな。 だから購買層が消耗したり、リタイアして、あるいはその状況を購買層が嫌ってセールスが伸び悩んではないか?...なんて仮説すら成り立ちそうな今日この頃。

これはハロもNGP!も例外ではない。というかむしろ積極的にそうなっちゃってる。
「アーティストが勝負」ってのはASAYAN時代の鈴木あみvsモーニング娘。が正にそうでしたが、それ以外にもユニット内のライバル関係といったものも満載でした。
エッグイベントの感想(含む掲示板系ブログ)を読んでいると、ゆうかのんのライバル心メラメラをむしろ歓迎している風潮すら感じられました。「今の娘。に足りないのはこれ」とかね。確かにそれは言える。
「仲が悪い」「仲良し」といった友達関係と「ライバル」は厳密...って言葉を使わなくとも異なるものでしょうけど、表面的には同じように見える場合もある。今はそれを意図的に作って楽しむ方向に行っちゃってるけど、世間的にはもうちょっとリアルなものが見たいのかもしれない。

それと...
「今は購買層が勝負させられる」ってのは、関東はそれに慣らされているけど、それ以外はそれよりも古い常識のもとで生活しているかもしれなく、その地域格差が生じていることもあるかもね。
なので、徐々に「全国→東名阪→関東近郊→秋葉原」みたいな感じになっちゃうのかもしれない。取れるところから取ろうという傾向が強くなり過ぎると...

それと...
「距離感」と「購買層が勝負させられる」の関係ってのも...ありそうかな。

とまあ、通勤時間と昼休みにざっくり考えたのをそのままアップしただけなんだけど、もう少し話を掘り下げたら面白そうかもしれませんね。