オフィシャルサイトの問題点について(その3)

続き
レスれす。

ミスケンさん(コメント)

検索ワードが問題となるケース」関連。

たしかに、今のオフィシャルサイトはSEO対策が最低レベルですよね。
フレームを多用したり、画像やFlashベースでは、検索エンジン的に評価が低くなるのは当然。

ええ、芸能事務所って大抵ダメダメかな。UFA(UFW?)を弁護する訳じゃないですが(笑)、他社も似たようなものです。「なかがわしょうこ」で検索しても目的のサイトにはたどり着けません。検索サイトの「中川翔子 ではありませんか?」 や「もしかして: 中川翔子」があるから助かっているんです*1。さらに画像オンリーやFlash中心だとかなり厳しい。
それでも、ポップアップの粗末なプロフィール画面であっても(最)上位にくるってのが凄いです。さすがハロプロ(苦笑)。

ページ構成が問題となるケース」関連。

まぁ、システムに強く無さそうなところなので仕方ないとも思うのですが、効果的にするんだったら、主に二点でしょうね。

1.トップページのフレームをやめて(Ajaxとか使えばいい)、テキストを増やす

私は、トップページは最新ニュースとガイダンスがあればいいかな?とは思います。現状でもまあ良いのですが、このボタンを押すと何があるかの説明、どんなアーティストが在籍しているのか程度はあった方が良いですね。ランダムではなく。

2.各アーティスト毎にサブドメインを作成して、ポータル化する

何それ?って人に簡単に解説すると、「ポータル(サイト)」とはインターネットの入口となるサイトで、ブラウザを起動した時に最初に表示させるに相応しいレベルのサイトのことです。通常は検索サイトのことを指しますが、大手ニュースサイトやオフィシャルサイトなど、必ず巡回するサイトのことを指す場合もあります。
サブドメイン」は「hatena.ne.jp」における「d」(ダイアリー)とか「a」(アンテナ)とか「r」(RSS)とかです。
要はアーティスト毎にも独立した(様にも見える)サイトを作り、そこに予定やプロフィール・ディスコグラフィーをくっつければ、「www.helloproject.com」なら全体の、「c-ute.helloproject.com」ならば℃-uteの知りたい情報が手数をかけなくてもゲットできますよということです...よね。

実は(その5)あたりでその話が出来ればいいかなあ...なんて思っていました(苦笑)。ちなみに、前々回書いた「『ドアページ』があると良い」ってのは現状ままならどうしたらいいのか?...という話だったりします。
「ドアページ」っていうのもピンとこないかもしれませんので、みんな大好き18禁で例えますが(苦笑)、「素人丸見え大全集」みたいな名前のページって結構ありますよね。アレです(笑)。実際ふたを開けると、無料画像・動画は微々たるもので、実態は海外の18禁有料サイトのリンク集で占められているページなんですが、多分にそういったページから皆さんあちらの世界に旅立っていくんでしょうね(苦笑)。つーわけで、エロはインターネットの最先端ってのは今も昔も変わんないです。

それはさておき、その意味で「ドアページ」と同等に入りやすそうなページってのは何かと考えると「オフィシャルプロフィール」と「Wikipedia」と「はてなダイアリーキーワード」そして「応援サイト」かなと。よくよく考えるとどのページも「プロフィール(+α)」なんですよね。「+α」はニーズで変わってくるので、その人が慣れて来ると「Wikipedia」「はてなダイアリーキーワード」「応援サイト」のどれかに偏る傾向はあるかもしれませんが、初見であれば「オフィシャルプロフィール」はまず見るでしょうね。そこでオフィシャルなりの(+α)の情報が発信出来れば良いですよね。

ただ「ドアページ」は使い捨てというか、「兄ちゃんここ見るとエエでw」までが目的なので、普段見るページになると「ポータル的要素が欲しい」になるのかなと。

ただそこにハロプロ特有の難しい問題があります。

ニュース系ポータルサイトですと、スポーツと経済は別のドメイン(サイト)でも良いのでしょうが、ハロヲタは「マジヲタ(単推し・オンリー)」「箱推し」「DD(複数推し・全推し)」といったややこしさがあり、例えばグッズ情報は推しメンだけで良いけど、テレビ・ラジオは全メンバーのOA情報が欲しいとか、わがままなリクエストが出て来ると思うんですね。「あやみき」「りかよし」なんてのもあるし、俺みたいに大柄・丸顔・貧乳という良くわからない性癖に悩まされている人もいる訳です(病院行け)。

さらに、もうひとつあるのですが、ハロプロのユニット展開は、まず既存ヲタ基盤を作り、そこから外部展開するという流れが10年経ってやっと出来つつありますが、個別ポータル化だとそのファンが彼女しか見えない状態に陥っちゃうので、ハロプロの「こいつも応援してやろう」精神から外れちゃうかもしれませんね。

それを考えると今のオフィシャルやニュースサイトはDD向きなっているのかなと。なので応援サイトがその整理役になっているのでしょうね。逆に考えるとオフィシャルが管理し過ぎると応援サイトが育たない。この辺りのバランスですね。ただ仮に「マジヲタ:箱推し:DD」が「7:2:1」だとしたならば、絞り込み機能を付けるなどする必要はあるのでしょうね。

オマケに、これらの各アーティストページからリンクされるハロプロのトップページはさらに評価が高くなるので、そのトップページを何らかのキーワードで最適化すると、アイドル系や音楽系のキーワードでも引き込めそうですね。

そうですね。ただウザい!と思われると逆効果なので、効果的なところに集中的に...なのかなあ?...ハロプロは「カラオケで盛り上がりたい」とか「ネットで楽しみたい」なんてのも結構ニーズがあると思うので、そのあたりは確実でしょうね。

ちなみにこちらでもご紹介にあずかっている自分のサイト「ハートプロジェクト。net」と「ハロ探!」は、「ハロプロ」で検索すると一ページ目に出てきます。

をを!素晴らしいです!!!
ウチはYahoo!で「ハロプロ 貧乳」だと1ページ目にでます(苦笑)。

組織がネックになるケース」関連。

2は、ページ構成は同じでSEO対策に特化させ、ディスコグラフィーDohhh UP!動画等の内容をアーティストごとに掲載するだけなので、手間も管理も結構楽ちんです。

そうそう、トップページには「Dohhh UP!」とかバナーが貼っているだけですけど、これって別サイトだからそうしているんですよね。「花畑牧場」とかなら理解できるのですが、こちらからしたら全部まとめて一つの世界ですよねえ...ってのを、次回で話できればいいな(笑)。

*1:「それ以前に中川翔子を間違える人いないだろ」かもしれませんが、これは単なる一例です。知らないアイドル出されても困りますよね。