THE ポッシボーの問題点について(その3)

ホンダ。さん

「距離感」の“違い”が一因なんだろぅな!って感じてる。

やっぱ「距離感」の話したいですよね(笑)。

ホンダ。さんは割と初期の℃-ute現場をご存知だと思うのですが、ある時点で爆発的に人数が増えた時期がありますよね。ポッシもハロプロの看板がまだあって、キャパがそれなりのものを用意していれば、間違いなく今の状況にはならなかったはずです。それは「新人公演」の客の入りを見ても明らかです。
ポッシが増えない理由は、核になるイベントが倍率が高くて見られないことも強いかなとは思います。具体的には「Aiai Music Carnival」です。肝心な部分を絞る戦略はAKBもそうですが、スポンサーがなくなると厳しいことになってしまいそうですね。

ただ、今のキャパだからできる仕事ってのが確実にある。問題はそれをいつまでもポッシにやらせるか、あるいはキャナに任せちゃうか...ってことかな。立川のホールイベントではハッキリはしなかったですね。もう一段上を目指すのであれば、それを察知して人は集まるはずです。逆に言えば立川の客が伸び悩んだのは「もう一段上を目指す」という部分が弱いってことなんでしょうね。

オリコンを意識しているのは、さらにその先があって、例えば「レコード大賞新人賞」だと思うんですね。最優秀新人賞は無理でも*1、12月30日にはそのステージに立てる可能性はある。ただポッシファンってそこまで意識していますかね?...多分こっち方面のファンは意識していると思います。でも、じゃあその後(さらにその先)はどうするの?...ってのが見えないですね。例えば日本武道館とか横浜アリーナというビジョンが今の所現実的ではないんです。だから「代取さんのキャリアアップの為の事実作りでしょ?」ってことになる。

距離があるからこそ、色々と“楽しめる”ンだと思う。

・自分の理想を重ねたり
・色んな想像して楽しんだり
・憧れの存在として“神聖視”したり

所詮は「手の届かない子」だから、逆に“必死”になれる。 ってコト。

実は、前回その部分はあえて書きませんでした。地方の方や、都心にいても見るチャンスに乏しい方にとっては、モベキュー(笑)*2もポッシも遠い世界だからです。なので「現場で近いか遠いか」ではなく、「未見の人でも楽しめるか」なんです。楽しそうだからこそ現場に来たい衝動が生まれるのであって、その意味ではポッシ・キャナはハロプロより遠い存在です。

そんなハロプロにも地域格差がありますが、写真集やCDが中部地方で好調なのは、ラジオの影響も大きそう。元々愛知県は福岡県や沖縄県と並び、アイドルやタレント志望の高い県らしいです。じゃあ、福岡や沖縄でもハロプロの人気が高いか?...と言われると、そうではない。やはりメディア露出の違いが大きいですね。

ここ読んでるアイドルファンの人、特にグラビアアイドル好きの方には信じられない話だと思いますが、ハロプロの現場には目の不自由な方もいらっしゃいます*3。見た目わからないですが耳の不自由な方もいらっしゃるでしょう*4。なのでラジオや活字といったメディアも貴重な存在です。
何度か書いていますが、TNXはチラシをそのままアップしているので、あれじゃあ目の不自由な方が音声ブラウザで読むことが出来ません。このことからしても、距離の遠さを感じます。

だから「ポッシ現場は距離が近い」って言われてもピンと来ないんです。1200円のCDを買うと6人の女子中高生の手が握り放題...以上の何かが欲しいところです。

それがまず一点。

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そしてもう一つ...

「きっと愛理は、毎日勉強を欠かさない真面目な子に違いない!」
「桃子は今でも、ヌイグルミに囲まれてお姫様ベッドで寝てるに違いない!」

これが本来聞きたかったことですよね(苦笑)?
いわゆる「キャラ」話。
もっと濃ゆい例を書いてもいい?

急遽、桃子の部屋に案内されたとします。さて、あなたは、どちらの桃子がお好みですか?

いつもはあんな風に振る舞っているけど、本当の私は良い子なんかじゃない。○○君には本当の私を見せてあげるね。

(部屋を見せて)みんなはもものこと「キャラ作ってる」っていうけど、ももはそんな表と裏とかなんてないよ。○○君ならわかってくれるよね?

どうですかね。

1980年代のアイドルは概ね前者です。これはファッションが画一化されていたせいってのもある。またこのシチュエーションの方が即効性が高い(笑)。賞レース向きです。ただ持続性には乏しい。
ただ1985年以降は、後者が台頭してきます。斉藤由貴南野陽子、Momocoクラブもそうですね。おニャン子クラブは初期の曲は前者なんですけど、多人数化によってニュアンスが徐々に後者化してくるんです。全員ではないのですが、そういうメンバーが台頭してくる。娘。も初期はそうなんですけど、これがラブマ以降変わっていきます。後者は即効性に乏しいので、固定ファンはつくものの、オタク性が高くなります。ただ打開するには時間をかけて育てる根気強さがあれば解決できます。

そう考えると、「ヤンヤン」(ASIN:B0018QRURG)に登場するユニットは、ほとんど全て後者ですね(苦笑)。怪しい地下事務所オンリーと想像する人もいるかと思いますが、「ネギま!」はスペクラとスタダといった有名事務所が関わっています。なので、今の主流ではあるんです。

ただこれらとハロプロとの違いは、支持母体の大小というより、「作っていない感」ですね。他社で上手くいっているのはPerfumeくらいかな。中川翔子もそれに近い。「作っていない感」とはいえキャラ感満載なのは、内面的なものを引き出す何かがあるんですね。

THE ポッシボーは当初は聖子ちゃんカット&眼鏡で「作っている感」満載だったので、私はある方を通じ止めさせるようにお願いしました。ただその後の内面的なキャラ出しが上手くいっていない感じです。

それは、つんく♂さんは意外とオタク性に乏しそうな人なので、後者に踏み込むのがやや苦手かもしれないです。だから(ハロプロを含め)世界の平和がどうたらこうたらとかいう、誰に発信しているのかわからない歌詞になっちゃうのかもしれませんね。
ただ、ハロプロでも、彼以外にも仕掛人がいるでしょうから、その人(たち)が上手いってことになる。その違いです。

以上ですが、時間があれば、もうちょっとキャラに関する考察もやってみたいですね。
まだ特に何も考えてはいないですが(苦笑)。

*1:外国人が最優秀新人賞を取れるかは知りませんが...

*2:モーニング娘。ベリキューだね。俺しか使ってませんけどね(苦笑)。

*3:今日も見かけました。

*4:確かASA板にはいらっしゃいましたね。