THE ポッシボー/「ラヴメッセージ!」
寺田さん(笑)。
THE ポッシボーが皆様の熱い応援のおかげで
インディーズであるにもかかわらず、
週間シングルチャートで総合20位にランクインすることが出来ました!
(中略)
20位の壁ってめちゃぶ厚いのです。
確かに過去のアーティストでも、これを破ってから上り調子になったケースは結構ありますね。キャナの先輩格ユニットも正にそうでした。
20位と21位じゃ「現在のヒットチャート」として取り上げられるか否かの瀬戸際。
TNXの営業担当さんも、今後だいぶやりやすいでしょうね。
「今後」に関しては同感です。
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以降は当事者やその周辺の方々へ。かなりキツい書き方をしますが(上から目線風文章とも言う(笑))...世間一般的には「この曲はオリコン20位内だから買ってみるかw」って感覚はあまりないかなと。浮動層の一般的な購入動機としては、発売までに何らかの手段で何度か耳に入り、気に入った時点で初めて購買意欲が湧くのですが、オリコンチャートは発売週にどれだけ販売したかを示す指標に過ぎず、曲の良し悪しを判断する指標にはなりにくい。関心はむしろ「有線やラジオで頻繁に流れているから」とか、「着うた」ランキングの方が高い。「着うた」はCDの代替品というより、「配信」という放送に近い感覚で聴いている人も多いと思います。
もともとオリコン自体は業界向け(日本一高い週刊誌)ですし、1980年代までは「ザ・ベストテン」といった番組チャートの方に権威があったと思います。
では、何のためのオリコンCDチャートなのかというと、それは『次回作』のためのチャートかなと。
私は一時期、雑誌関連に足を突っ込んだことがあるので、大手取次に足を運んだこともありますが、次号の内容よりも前号の実績を見て判断されることが多い。なので販促会社を利用しサクラを雇い買占めたりもする。そうやって販売数を上げないと次号以降が尻すぼみになってしまうこともある。
雑誌とCDでは媒体は異なりますが、同じ再販商品として全国規模の流通を数社に握られているでしょうから、似たような感じかなとは思います。
その意味では、ファンの力だけで「インディーズで総合チャート20位以内」ってのは大きいと思います。
あまり期間をおかずにメジャーデビューできるのも良いですね。
ただ、少ない人数で囲い込むのには限度があります。全国展開には広く浅い販売戦略も必要で、これが現在のTNXの課題かなとは思います。「インディーズで総合チャート20位以内」なら「全国展開だったらもっと行ける」と問屋が乗り気になるのは目に見えてますが、実態が伴わないと大量の売れ残りを抱え込むことにもなります。身の丈で考えれば次の目標は12〜15位ですね。
TNXには、こういったページもあります。いつ作られたか判りませんが、気合入ってますね(笑)。そろそろ出番があると思いますよ。