最強と古参

ホンダ。さん。

アイドル現場ではちょっと前までは「えらいひと」という表現が使われていた様ですね。要は現場古参ファンの代表格です。「最強」とはちょっと違うニュアンスですね。

この手の方は昔は後ろに陣取っていたのですが、声優系の現場での「えらいひと」は最前中央にいることが多い。一般客率が極端に少ないからというのもある。
声優系の現場はアイドル現場から分かれたのが比較的古く、古い割には親衛隊はいないので平和ですが、その名残がある。ある人が「せーの!」と叫んでから一斉に「○○ちゃーん!」と叫んだり、ある人が「アンコール行くぞー!」と叫ばないと一斉に「アンコール!」と叫ばなかったり、終演後に三本締めの音頭をとったりする現場は今でも存在します。その「ある人」が「えらいひと」にあたるのかなと。
時東ぁみの「えらいひと」はこのタイプに近いです。
ただこれはライブハウスが限界で、ホールクラス以上になると「コール表」等を配布したりもする。アイドル声優はライブが頻繁ではないので、一体感を出すにはこの方法がベターなようですね。

ハロの場合はそれよりも歴史が浅く、さらに親衛隊死滅後に出来たシーンなので、過去の歴史を知っている人でも(人ほど)その手の統制を好まない傾向が強い。ファン総数の少ないエッグ等の現場では仲間内での「えらいひと」「最強」はまあ通用しますが、数が多くなると場の空気が悪くなった時に意見を出すことは出来ても、統制することは出来ないでしょうね。私的にはそれで良いかなと思います。

また、「最強」は「最前厨」やSTKと同等に見られることもあるので、あまり歓迎はされないと思います。まあ良い意味で残念過ぎるヲタさんに「最強」と付けているのなら別にいいんですけどね。

        • -

はっちまんさん

昔はともかく今は現場が多いので、あっちでは古参であってもこっちでは新参なんてのはある。そういうのが許される雰囲気なのでやりやすいですね。
例えばピュアな二次ヲタさんが、ある日「しゅごキャラ」でBuono!を知り、鈴木愛理(の「つるつるぺったんこ」ぶり)に目覚め、現場に直行したら、Buono!では古参でも℃-uteでは新参ということになる。んで、10年後に矢島舞美が例の曲をリ・メイクした頃には当時(本日現在)の℃-uteヲタは1〜2割程度で、彼も古参扱いされるかもしれない。

とはいえ、昔の高橋にしろ、今の℃-uteにしろ、間口は広く受け持つべきだと思うので、熱いテキストを書く人がいつの時代も僕のポイントです。

同感です。
一応全国規模ですし、中高生は高いチケット代が出せないでしょうから、(ネット界(笑)で論争になりやすい)「読まず(見ずして)して語るな!」には限界があります。なので有意義なレポートや事前情報が、ファンにとっても歌手にとっても「今後の」活動において、とても大切な財産となる。
ただ「現場に入り浸る人」ほどレポが雑だったり、SNSのようなクローズドな環境に隠れたりする。「現場に入り浸る人」は最近では「古参」とは言わず、「おまいつ」という便利な言葉が出来ましたね。どういうファンがついているかで、その子達の運命は決まります。