音楽ガッタス/「音楽ガッタス ファーストコンサートツアー2008 春〜魅ザル 祝ザル GOODSAL!〜」@日本青年館(その2)

続き
11日のレポです。
今度はしっかり見てきました(笑)。
10日と11日では全く違うライブに見えただよ。それは内容が違うとかではなく、「マジヲタ視点」といつもの「ウォッチャー視点」じゃあ見えるものが全く異なる...ってのを本当に身に染みて思い知らされました(苦笑)。

なるべく中立的な立場で書きますね。

昨年の同時期は℃-uteコンでしたが、それは1時間半弱のライブに握手会付きというものでした。なので(事前アナウンスの有無に関わらず)何らかのエクスキューズがあって握手会付きになってもいいや...的なモチベーションで会場へ。
しかし、その不安は払拭され、(1時間40分程度でしたが)非常に密度の濃い素晴らしいライブでした。

そして「娘。より娘。っぽい」ライブでした。
...と書くと懐古趣味云々の話になっちゃうかもしれませんが、今の娘。には無いものがここにはある。
それは先輩後輩という立場が明確になっているところ。先輩は会場の盛上げ役に徹し、後輩はその足を引っ張らないようにとにかく頑張る...といったポジション(役割)が明確なので、それぞれのファンがそれぞれの楽しみ方が出来るといった点で、2000〜2003年頃の娘。ライブにあった何かを目覚めさせてくれるかもしれません。
(残念ながら今の娘。は仲良しクラブに近い。)

2月は(CD販促やFC限定以外)のライブがこれ以外ありませんので、マジヲタさんに加え、さまよえるDDたち(笑)や初物好きな人が多数来場します。なので10日は自前のTシャツが多かったのですが、11日になるとエッグメンTシャツかなり増えてきました。キャプテン感動です(苦笑)。
なので特に推しがいなくても、足を運ぶことによって「もう一度マジヲタやってみるかw」って気になるかもしれません。なので迷っている方は是非どうぞ(笑)。名古屋・大阪の方は特に。

もうひとつの効果は既存マジヲタのキープ。
矢口真里はテレビや舞台では引っ張りだこですが、マジヲタは減っています。単純にライブ現場が無いからです。現在この危機にさらされつつあるのは吉澤ひとみ紺野あさ美ですが、このツアーで良い感触がつかめたんじゃないかな?...そんな気がします。
逆に石川梨華ファンは揺れ動いているかもしれません。彼女は常に全力投球なので、この場にいると「美勇伝を捨てたなw」的な印象を持っちゃうかもしれないですね。
そう言えば確か「この人がいると現場がピリッと引き締まります。石川梨華!」って紹介のされ方だったような。それって単純に恐い人なんですが(笑)、まあそういう意味でも昔の娘。に近いよね。

次にステージングについての感想ですが、曲はきっちり、MCはフランクに...ってのがテーマかもしれません。

エッグはもう4年間近くダンスレッスンを続けてきていますので、これだけ短い期間であっても、ほぼ完璧に近い形で仕上がってます。「エッグのレッスンが間に合わなかったったので、ここはひとつ私たち4人で(苦笑)」っていうエクスキューズは一切ありません。
ただ、MCは実戦あるのみですよね。エッグのMC・寸劇のセリフは原則台本どおり(ないしは各自予め考えてきたもの)だと思います。で、間違いなくどこかでトチると思うんですね。実際何名かがやり直しになっちゃってます。ただ先輩メン4名は、(エッグ以外の)間違えたメンバーにツッコミを多めに入れ、突っ込まれたメンバーはアドリブを利かせてフォローし逆に場を盛上げるということを見せつけるんですね。これって全日本プロレスの技を受けてそれを跳ね除けるみたいなものに近い感覚。寸劇も客のノリに合わせて微調整を繰り返す。
これがガチガチの台本トークでやられちゃうと、失敗したらこの世の終わりくらいに感じちゃうでしょうね。

ちなみに推しTシャツを見た感じでは能登・真野が拮抗し、それに武藤が続く感じです。娘。コンでの8期メン(3名)よりもはるかに多い感じです。
ただ10日はそれほど目立ちはしませんでした。真野恵里菜ですらそう。グッズ列が混雑していた...というより、やはり性格的なスペックがフィットしないと着られないっすよね。「可愛いだけで推してるアホな人達」って思われちゃうだけだから。でも寸劇のやりきった感から「可愛いだけの子じゃない」って確信が持てたんじゃないかな。11日に一気にエッグ系推しTシャツが増えた感じです。
ただMC的に優遇されていない仙石・澤田・是永は一歩置いて行かれた感じです。
この辺りの話は後ほど。

とりあえず、今回はここまで。
曲についての感想等、細かい話は次回。
もし「こんな話を聞くんだけど、実際どうだったの?」ってのがあれば、コメントに書いていただけると助かります。