もしかしたら将来的に関係あるかもしれない系(2008.01.21)

著作権団体、統一標語「Culture First」で補償金制度維持の結束図る(ITpro)
「iPod課金」は「文化を守るため」――権利者団体が「Culture First」発表(ITmedia)
そうだ、「Culture First」だ(ITmedia)
他多数(笑)。

文化論とか面倒な話はさておき、以下の四択を迫られた場合どうするかですよね。

  1. 保証金制度なし、DRM/コピーガードなし
  2. 保証金制度なし、DRM/コピーガードあり
  3. 保証金制度あり、DRM/コピーガードなし
  4. 保証金制度あり、DRM/コピーガードあり

まあ理想郷はAなんでしょうが、レンタルビデオの時代からコピーガード(B)はありましたので、現実的ではないです。
それとは別にコピーガードが不可能な媒体においては保証金制度が作られたことになるのですが(C)、新たな媒体が登場しシステム的に可能となってくると、保証金制度とコピーガードが混在する状況(D)になってきます。そこで保証金制度を廃止する流れがあるらしいのですが、それに反対する動きのようです。

この「Culture First」運動によってもたらされる結果はCかDの模様。DRMCPRMは機種制限があり、また媒体が古臭くなった場合に新たな媒体に移行できないなど、とても使い勝手の悪いものですから、「よりまし」という意味ではCに向った方が良いかもしれません。ただ運動の仕方によってはDのままになることも考えなければいけないでしょうね。

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津田さんの意見はBの様ですね。元々そういう考えの人だっけ?
つーか、レンタルサービスというビジネスモデルがシンプルで排他的だからDRMが上手くフィットするのであって、なんでもDRMじゃあマズいですわな。