NICE GIRL プロジェクト!(NGP!)を考える(その3)

もう続かねえ...と言っときながら続き(笑)。
単なる雑記レベルで、まとまってはいないけど、興味のある方はお付き合いください。

あれから、NGP!で何か良いアイディアがあったらここに書くか、あるいは事務所にメールでも出そうかな...なんて一度は考えたのですが、結果何も思い浮かばなかった。
理由はシンプルで、優先順位の問題。アイディアはあるんだけど、娘。やベリキューにやって欲しい...ってことにどうしてもなってしまう。

現在、THE ポッシボーは新曲を連発している。見た目は握手会で日銭を稼ぐことなんだけど、サウンド的には面白いというか一定水準以上のものは感じさせる。これはさすがつんく♂さん...なんだが、肝心のアーティストコンセプトに一貫性がないというか、なんだろう...アーティストのバックグラウンドが希薄に見える。やはり、つんく♂さんはサウンドプロデューサーの範疇なんだろうか...

例えば今回の新曲「HAPPY 15」。
彼女たちが「アテブリ」(「弾きパク」)だってのはTHE ポッシボーを知っている人ならば100%知っている事実。私的にはあれは「テレビの歌謡番組に出ているバンドの多くはアテブリだから、そのパロディーなんだろうなw」とは思うが、全く知らない人には「つんく♂プロデュースのガールズバンド」と勘違いされちゃうかもしれないよね。
逆にその勘違いを狙っているというか、その反響も考えながら、将来像を練っている最中なのかもしれないが...

そこで、ふとZONEのことを思い出したりもする。
ZONEは多分にSPEEDあたりを夢見つつ、ダンスヴォーカルユニットとしてレッスンに励んでいる女の子たちに、ある日突然楽器を持たせたことから始まる。確かレコード会社の戦略もあったと思う。運良くメジャーデビューしバンドスタイルの曲でヒットを飛ばした後も、事務所的には2WAYな売り方をしようとした。が、ダンスオンリーのシングル曲はウケなかったよね。個人的には好きだったけど。
ただ、ヒットというか個性と言う意味では、何かの制約というかシバリがあった方がキャッチーにはなる。ZONEはそういう意味では共感も得やすい素材だった。年齢が若くロリ顔っぽい感じだったのも幸いしたね。

そう考えると、私的にはNGP!よりハロプロ関西の方が気になってしまう。
距離的な問題でハロプロと一緒に...は難しく、オリジナル楽曲もつんく♂プロデュースは難しいだろう...っていうシバリが逆に期待感を持たせてくれる。違ったチャネルで違ったアーティストとのコラボが出来るかもしれないし、大阪の人たちは大阪発の音楽に愛着を持っているように感じるので、そのあたりに上手く乗っかるといいね。でも「たこ焼きをイメージした歌」なんてのはちょっと勘弁かな。あくまでも関西のリスナーから支持が得られると、それが物凄いパワーになりそうだってことです。
またバラエティ進出ってのも確かオーディション時に謳われていたはずなので、チャレンジして欲しいところですね。

ハロプロ関西は地域的に独自戦略をとらざるを得ないのだけれども、NGP!はそうじゃないところで独自戦略をとる必要がある。いや、別に同じことやっても良いんでしょうけど、下手に意識してしまう部分はある。
なのでハロプロではやれないことをやろうってことなのかな。ただ、先ほどのバンドの話に戻ると、今のポッシメンにそうさせる勇気があるんですかね?
それなら良いのだけれど、単なるネタならば、私的には中途半端なことはせずに、エアギターか、オモチャのギターか、掃除用具あたりで、いかにも風で済ましたほうが良かったかなとは思います。
まあでも、こういうこともあるので気合は入っちゃうんだろうね。それと何故か対バンライブに参加しているし(苦笑)...メジャーデビュー前だし、試行錯誤感は出しちゃっても良いのですが、日数も無いどころか受験どうすんの?...心配の方が先に立つ。さて、どうなることやら。

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参考までに、NGP!が「やれそう」な(あるいは「やっちゃいけない」)お仕事を列記してみます。
これはアイディアの前段階ですね。

ラジオのレギュラー番組
これはマストアイテム。
Podcast化すればもっと良いね。
地方ファンに知ってもらうには良い方法です。
テレビのレギュラー番組
どうだろう?
女優アイドル展開
テレビドラマレベルでは年齢相応な役でしょうから気にはなりませんが、映画の場合は内容によってはキスシーン・ベッドシーン・レイプシーン・暴力シーンなどにもチャレンジしなくてはなりません。このあたりがアイドル女優がハロプロにいない理由の一つになり得るでしょうね。
なので、これはどちらかというとNGP!マターではなく、いわゆるアップフロントエッグの非ハロプロ組マターのお仕事なんだろうな...ん?「そんな子今いないでしょ?」って...さあ、どうなんだろう?
グラビアアイドル展開
石丸電気ですから、全員水着で歌って撮影OKなんてイベントをすれば、テレビ局の取材が殺到するかもしれません。
ただ、過去仕事として高く取引されそうですので、絶対に避けたいところですな。
モデル(CMやファッション誌など)
これはNGP!ならばありえますね。
個々にモデルをやるでのではなく、ユニットで売り込む方法があります。routeφHINOIチームがそうでしたね。ただそうすると、もろりん&かえぴょんは外れちゃうんだよね...
子供向けアニメの声優・主題歌
これはハロプロのお仕事ですね。
子供向けではなくマニア向けコンテンツ(主にアニメ)の主題歌や女優・声優としての参加
こちらは逆にハロメンが手を出せない。何故なら18禁ゲームが原作なんて作品も結構あるので(内容はアダルト色は抜いてありますが)。
確かナンショーキッズがこの系統の仕事もやっていたと思います。
実写版「ネギま!?」の概ね半数の子スペクラですし、頭数を揃えていれば彼女たちが...なんてこともあったのかもしれませんね。
ファン層はデカイですので、一気に多数派を握られちゃう可能性はありますね。
握手会は今よりも長くなるかもしれませんが、今の様な「がっつき」は減るかな。
演歌
ネタ的にはありですが、アーティスト的には迷走感が強まりそうですね。
ガールズバンド
これはハロプロNGP!ともに可能なことだと思います。やってないだけですね。シェキドルをそうしたかったのかなあ???
ポッシの場合、今いるファン層を変えるに至らず、ライブハウス中心の展開ではより危険度は増すかもしれません。
フォークユニットなどアーティスト志向の強いユニット
どちらかというと、このあたりはハロプロにあっても良いですよね。
菊池亜衣さんをハロプロに入れれば可能性がありましたよね。
NGP!では、ちょっとあり得ないかな。
地域限定アイドル的な活動
NGP!はもう既にやってますね。
ただ、それが活動の本質であれば良いのですが、私利私欲の範囲内であってはいけません。