NGP!系/入り待ち・出待ち禁止の模様(その2)

続き

なんだろう...ポッシ現場が総STK予備軍みたいな風に思われるのは悲しいので、弁護しますね。

石丸電気ソフト2」はその昔は「石丸電気2号店」といい、1〜4階が家電売場で、5階はレコード/CD売場、6階はオーディオ系、7階以降は事務所や会議室でした*1。今の本店と似たような感じですね。それをCD/DVD専門店化し、さらに7〜8階のオフィスをイベント会場に改造したのが現在の姿だったと思います。
(ちなみにソフト1も本店改築時の臨時店舗がそのまま続行して現在に至ります。)

さらに、以前はCD/DVD購入者(イベント参加券取得者)のみを対象とした(定数が予め決まっている)イベントが主流でしたが、数年前からインディーズ歌手(アイドルではない)を中心にフリーイベントが増え、アイドル歌手もそれに追随していきました。 本来はAiai Music Carnivalもそうなんですが、TNX系は200〜500名ほど客を集めますので、入場フリーなのですが「状況によって入場規制あり」にはなっています。

以上が、石丸電気ソフト2の特徴です。

問題は、ここが構造上および運営上、入り待ち・出待ちがしやすい場所になってしまっていることです。

まず、ビルの裏が神田川のため、タレントは正面入口から出入りすることになります。
また前後のイベントの関係上、待機スペースに苦慮しており、2箇所ある入口の間のショーウィンドウ前に列を作ることになります。
さらに、上記の通り「状況によって入場規制あり」なので、早くから並んでいるファンも多く、自然と「入り待ち」をしてしまうことになります。
また、握手会中も退場を即されない為、多くの方は握手会終了後に退場することになりますが、これにより出口は混雑し、「出待ち」を積極的にしている人以外でも、カジュアルにそれをしてしまう傾向はあります。

とまあ、安易に「入り待ち・出待ち」できる状況にも問題があるのですが、ファンを責めるのではなく、いままで黙認してきたTNX側にも確信犯的なものがあるではないかと。要は熱心なファンを繋ぎとめる策だったのですが、メジャー化でファンが増えると見込んだ途端に締めつけにかかる...という戦術なのかもしれません。

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ちなみに。
亀戸も気をつけたいスポットではありますね。

現場系ファンの中にはSTKなどのヤラカシ系に目を光らせている人も結構いて、その方々と一緒に音楽ガッタスとデリステ(2回分)の出待ち風景を見学しました。
エッグオンリーなデリステではさほど人数も多くなく(10〜20名もいないくらい)、また慣れてきたのかガードも固くなり、手紙を渡すような雰囲気ではありません。

一方、音楽ガッタスについては正規軍メンバーなこともあり、やらかしそうなヲタ車が数台待機しておりました。組織的にやっているチームもあって、門の付近に一人配置させ、携帯電話でしきりに連絡を取っています。そういう連中は行動に特徴があるのか、直ぐにわかるんだそうです。
ファン人口の違いもあり、明らかに正規軍の方が大変という印象を持ちました。

ポッシボーについては、メジャーデビューが控えています。
悪い表現で申し訳ありませんが、今までの研修生のアイドルごっこ的なものを楽しむコアなファン層ではなく、徐々に付加価値を求めてくるファンが増えてくるでしょうから、好き嫌いだけではなく「損得」で考える人も必ずやってきます。
そうなると収拾がつかなくなるので、ここで規制をかけるのはいい機会だとは思います。

*1:会議室は後に予備のイベント会場として機能するようにはなった。