ヲタバッシング被害記事

TBSまた「印象操作報道」疑惑 「事前の打ち合わせと全然違う」(J-CAST)

実は俺も似た経験があるよ。

1990年頃、ある新聞社が「自宅のパソコンで簡単に音楽が作れる!?」みたいな記事が作りたいらしく、何故か俺のところに取材がきた。

それは嫁の知り合いルートから持ち込まれた話で...とはいっても俺はそんな機材も持っていない(笑)。あるのは(パソ通などから落としたMIDIファイルの演奏用に購入した)GMとかGS音源に簡単な音楽シーケンサー系のソフトだけ。だけど日時等を半ば勝手に決められてしまって、お相手するはめに(苦笑)。

当然の事ながら、記者は求めていたものとは違ったらしく、がっかりした様子だったが、話がこれでは持たないので「おたく」や「パソコン通信」あたりの知識をレクチャーして終了。

で、めでたく掲載となったが、その記事の中心は「パソコン通信が縁で結婚したカップル」の話になっていた(苦笑)。
おまけに俺の名前も誤字だった(苦笑)。つーか、分からなかったら尋ねればいいのに、勝手に決めちゃうんだね。

ただ、この頃は情報源をネットに求めることは不可能で「今流行りのパソコン通信って何?」という疑問は書籍や雑誌で求めるしかなかった時代だから、「この世界にはこういった気持ち悪い連中だらけらしい」という認識で取材されることは無かったはず。
「いわゆるアマチュア無線の様なコミュニケーション手段とし仲間達がサークルを作ってオフ会で盛り上がるといった手段で利用されることが多くなった」と説明すればそれ以上歪曲されることはなかったはず。草の根BBSは市外料金だと割高なので、自然とその傾向が高くなるしね。
(アングラなものは「ダイヤルQ2」や「伝言ダイヤル」あたりが槍玉にされており、そのお陰で助かったということはあるけどね。)

でも今は「アングラやフリークスを紹介しないと数字が取れない」という流れの元で制作されているので、それを見抜けないとダメだと思う。
街角でインタビューされても「どこでOA?」「目的は何?」は必ず聞こうな。