モーニング娘。/韓国でイベント

モーニング娘。韓国訪問のお知らせ!(Hello! Project)

10月24日リリース予定のモーニング娘。10周年ベストアルバム「モーニング娘。ALL SINGLES COMPLETE 〜10th ANNIVERSARY〜」が韓国で同時発売することになりました。そのプロモーションのため、モーニング娘。のメンバーの高橋愛新垣里沙久住小春の3名が26日から韓国を訪問することが決定しました。記者会見や番組出演、発売記念握手会などのプロモーション活動を予定しております。

ベスト盤が日韓同時発売なんですね。

韓国のCDショップ事情はマーライオンさんがまとめられております。

韓国では、すでにCDを購入するという文化がなくなりつつあると言っていい状況ですね。こういう状況なので、今回のCD発売でも売り上げはほとんど期待出来ないでしょう。このことはアップフロントも理解していると思うので、わざわざ現地まで出向きプロモーションをするのは、今後のライブ開催などの布石とするためでしょうね。

これは私の妄想の範囲内ですが、海外アーティストにCDセールス復活の起爆剤になって欲しいという願いもこめてなの☆カナ?...って気もしないでもない今日この頃。

私的には、ファン層がどんな感じなのかが気になりますね。
日本では幅広い年齢層に知られた存在ですが、これだとインターネットに慣れ親しんでいる層が中心かもしれません。
現地のファンはどんな風に楽しんでいるのか、年齢層や性別などの構成はどうか?...あたりを、現場に行かれる方はさりげなくレポに付記していただけると幸いです。

        • -

それと。
「YONHAP NEWS」の記事も読みましたが、何故、韓国の方がCDを買わなくなったのかの『理由』をもうちょっと掘り下げて欲しかった。通信社として、もうちょっと頑張ってほしい(笑)。

個人的な推測としては「これこれこういった理由でCDに割高感がある」あるいは「海賊盤市場(支持層)がそのまま音楽配信市場にシフトした」です。前者は日本でも当てはまりますが、後者はピンとこないかも。

日本で「海賊盤」というと、ビートルズなどのライブ音源や映像の不正録音や録画、あるいはレコーディングスタッフなどから流出した(ミックス前の)アウトテイク、BBCなどのスタジオライブを録音...といったマニア向け商品が中心です。「ん?それって『あぷろだ』とか、逮捕された『テキヤDVD』とかと変んないじゃんw」...ええ、そのとおりです(笑)。これを「ブートレグ」と呼びます(参考:Wikipedia)。今は西新宿あたりの小規模なCDショップが扱っていますが、レコード時代は石丸電気でも見かけたことがあります。

一方、周辺諸国での「海賊盤」は、オフィシャルコンテンツの不正コピーによる廉価品を指します。Wikipediaの分類では「パイレート盤」や「カウンターフィット盤」ですね。
韓国では日本の音楽は流通が規制されていましたが、(TV等の報道では)裏ルートで入手できたようです。確か「海賊盤」だったような。
日本にも著作隣接権の切れた作品を廉価盤にて売り捌く業者がおりましたが、今の安売りCDはどうなんだろう?

日本では「正規品を持つといこと=ステイタス」という認識は昔からありますし、またコレクター気質だったりすることあり、形あるもので残したいという傾向は、それほど変らないと思うんですよね。
P2Pは知りませんが『あぷろだ』でも『テキヤDVD』でも正規CD/DVDのコピーはありませんので、違法やグレーゾーンであっても、それなりの仁義や正義感があるのが面白いところです。