ルーツオブミュージック系(その5)

続き
あんまし元ネタが出てこない感じの曲を探してお届けするコーナーです。

というわけで(どういうわけなんだか(笑))、今回はタンポポの「Be Happy 恋のやじろべえ」です。
http://ash-v156.ash.youtube.com/get_video?video_id=FOTzUyx7TMw
通路側にならないと踊れない曲ですよね。
ハロプロ系でもドリーミーさでは五指に入りそうな素晴らしい曲ですし、今考えるとメンバーが豪華。このメンバーで普通にホールツアーも組めそうな感じなのですが、前期タンポポファンの反発からか、ハロコンで披露されたときは周りはドン引きで、完全アウェーな中で踊っていた記憶があります。俺が(苦笑)。

基本はヒップホップなんでしょうが、ビートがかなり独特ですよね。
ビートのルーツは多分にこれです。

Chuck Brown/WE NEED SOME MONEY
http://ash-v210.ash.youtube.com/get_video?video_id=qBpO2_gRYSE
これは映画のサウンドトラック版ですね。
聞き取りにくい様でしたら、シングル盤もあります(映像はOVAかもかも)。
http://sjl-v142.sjl.youtube.com/get_video?video_id=d_jMNAwwh3k
Chuck Brown最強(笑)。

この最高にソウルフルな音楽は1980年代あたりから台頭して来たワシントンDC発の「GO-GO」という音楽です。
この音楽の最大の特徴はコールアンドレスポンスです。ボーカルにバックコーラスが反復的にフレーズを重ねますが、バックコーラスと一緒にオーディエンスも歌い踊ります。
ハロプロでコールアンドレスポンスが上手く発揮された曲はというと「DANCEするのだ!」がそうですね。残念ながらYouTubeにはなさそうです。

もう1曲。

Trouble Funk/GOOD TO GO
http://ash-v47.ash.youtube.com/get_video?video_id=gIYfPZLpppc
Trouble Funk最強(苦笑)。

この音楽自体は世界的なムーヴメントにはなりませんでしたが、NY中心のヒップホップに多大な影響を与えています。多分にアレンジャーは影響された方の音楽を参考にされたの☆カナ

残念ながらヒップホップにインポートされた際に、コールアンドレスポンスが失われたのか、タンポポのアレンジも正直いってグルーヴ感があまり良くないんですよね。メロディーラインは完璧なので凄く残念。上手くコールアンドレスポンスな感じにリアレンジしてくれると楽しいんですけどね。