提言系(その5)
俺の文章にマーケティング臭が漂っているかもしれませんが、ご容赦くださいね。
うん。大賛成です。
ついでにエッグもやって欲しいところ。こっちの方がシビアに差が出ると思いますけどね(苦笑)。
それと...
このコンテンツが出来てから商品の購入を躊躇するようになったという話を案外聞かない。結局のところ、PVの出来よりも収拾アイテムとして、あるいはメイキング映像を見たいのでという理由があるからなんだかんだ言って購入する人は一定量を確保できているんじゃないかと思う。
昨日のセブンアンドワイチャート。熊井友理奈写真集が「東高西低」にならなかった理由も、もしかしたらDohhh UP!のおかげかもしれません。事務所が目論んでいた特別編集版DVDは買わなくとも、写真集は買ってくれたのかも。
Dohhh UP!にはAmazonのリンクがありますが、利用者は普段利用しているサイトに行くはずです。セブンアンドワイはYahoo! BOOKSでもあるので、Amazon並までとはいかないかもしれませんが、それなりのシェアはあると思いますし。
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ついでに、こちらも。
「アイドル声優のセールス手法に学ぶ」みたいなコラムのプロットを練っていたところですが、彼女達は「永遠の17歳教」的なものがあるんですよね。それはお遊びかどうかはわかりませんが。案外セールス手法的には理にかなっています。
松浦も安倍なつみも後藤真希もそうですが「アイドルからアーティストへの脱皮」という手法に苦しんでいます。セールス的に。でも「それってそもそもハロプロ支持層が望んでいることなの?」「今までどおりの可愛い路線で何でダメなの?」という疑問もあります。
一方、アイドル声優は「永遠の17歳」、すなわち歌年齢を上げないことでファンを引き止めている(あるいは増やしている)のかもしれません。
アイドル声優の例を出さなくとも、堀ちえみ・松本伊代・早見優もそうですが、復権した元アイドル系タレントは総てあの時の記憶のままのコンセプトです。一方、中森明菜や小泉今日子はどうでしょう?
ただ、本人が成長を望んでいるのなら、ファンはついていくしかないのでしょう。ただそれを伝える手段を怠っている気もします。
安倍なつみは期間限定&地域限定ながらラジオレギュラーを復活させたことで若干の期待はありますが、残りの二人は伝える手段に乏しい気がします。
後藤真希はブログをアクティブに再開しはじめましたが、まだまだ表面的な印象があって、もっとぶっちゃけた方がいいんじゃないか?...とか、松浦亜弥は「すけだち」ブログにすら登場しないのは何故?...とか、具体的にはそんな感じです。
さらに松浦亜弥は矢口真里と同様の問題を抱えています。つまり「TVバラエティで有名であればいい」という考えと、「ファンのそばにいる」という考えは相反するものです。
もし、スタッフがベリキューやメロンで手が回らないのなら、やる気のある人をアサインするなりして、もっと攻撃的に展開すべきかな。そんな気がする今日この頃です。
今やっているのは「趣味の音楽」で「音楽ビジネス」ではありません。趣味の延長で音楽性を高めるのは結構なんですが、売らないとお話になりません。お前どっちに向って歌ってんだよ...ってことです。
そんな時こそDohhh UP!ですが(笑)、今朝のニュース等で話題になっている新型iPodの大画面タイプは、スマートフォンに近いコンセプトの単なる無線LANですが、Webを見ることも出来、さらにYouTubeもダイレクトに見ることが出来ます、ここにDohhh UP!が絡めると良いですね。
ローカルなサイトですから標準装備なんて出来っこありませんが、確かiPodはゲームがダウンロードできます。そのノリでDohhh UP!ブラウズのフリーウエアを誰かが作れば、楽しみ方は広がります。
但しYouTubeはApple TV向けサービスを表明したと同時に、FLVだけではなくMPEG4/AVC(H.264)ファイルも用意することとなり、iPodもそれを使用するのではないかと思われます。なのでDohhh UP!もそれに沿わないと実現はできないでしょうね。
(参考)
以上ですが(「ついでに」の方が長くなったな(苦笑))、もうひとつだけ。
僕が大好きだった渡辺美奈代はお世辞にも現在の芸能シーンで活躍している才能ではない。とくにセールスで顕著に落ち込んだのは、おニャン子クラブが終わり、にっくき秋元の野郎とか後藤さんの作品から外れてしまったことが大きかった。若干の迷走もあったが、ムーンライダースの鈴木慶一さんのプロデュース(作曲や編曲)に出会い、セールスとしては往年のそれを越えることはなかったが、アイドルソングという枠組みに於いて高い評価を得るに至った。
ほぼ同時期のアイドルで、美奈代ちゃんの逆で、成長期にヒットを飛ばせず、安定期にブレイクしたひとがいますよね。
この方は「新垣里沙に何歌わせるか?」コラムで登場する予定なのでお楽しみに。