アップフロントエッグオーディション(その2)

昨日発表された「アップフロントエッグオーディション」ですが、De-View誌の今月号にも掲載されています。
同時にDe-Viewのオフィシャルサイトにも情報が掲載されています。

アップフロント エッグオーディション(Web De-View)

歌、演劇、タレント、声優、フットサル…幅広い才能をいつでも受付!

モーニング娘。松浦亜弥ハロー!プロジェクトが所属するアップフロントグループが、スターの“卵"を求めて「エッグオーディション」をスタート。

アイドル活動だけでなく、演劇、タレント、モデル、声優、フットサルなども含め幅広いジャンルの才能を募集。締切を設けず随時受付する。

アーティスト活動を軸とするハロプロだが、アップフロントグループではBerryz工房℃-uteが出演した『劇団ゲキハロ』公演などの舞台や、フットサルチーム『ガッタスブリリャンチスH.P.』も手掛けている。久住小春モーニング娘。)がアニメ『きらりん☆レボリューション』に声優として主演していたりも。

今後さらに、こうした幅広い活動の場を作っていくに当たり、新しいタイプの才能を発掘し育てていこうと、今回のオーディションが企画された。対象も小1〜25歳と幅広く、ウェブやケータイからの応募も受付。

合格者は研修生として、歌、ダンス、演技などのレッスン(無料)を受けられる。能力や方向性に応じて実際にコンサートや舞台、アニメに出演することも。即戦力の人材がいれば短期でデビューに至る可能性もある

誌面に掲載されている内容とほぼ同様ですが、誌面の方は「きら☆ぴか」のインタビューもあります(1P)。よって声優もやりたい子が有利...とまでは言い切れませんが、テレビ東京と深いつながりがあるハロプロですから、宝の持ち腐れにはならないでしょうね。
違いといえば、De-Viewには「モデル」との記載がありますが、オフィシャルには...

対象は小1〜25歳までの女性で、アイドル活動だけではなく、歌手、演劇、タレント、声優、フットサルなど、幅広い個性と才能を見つけ、育てていきます。

...ありませんね...

今回の特徴といえば常設オーディションですが、これは「期限を設けずいつでも受け付けますよ」というもので、ハロプロでは初めての試みです。

一般論として、歌手・ユニットを作る場合、デビュー日が決まっており、そこから逆算して募集をかけることになると思われますので、殆どの場合期限が設けられています。その調達方法がオーディションだったり、スクール生からのピックアップだったりします。
一方、女優の場合は、冠スポンサーがついている映画やCMといったものは歌手と同様オーディションを組むと思いますが、大抵の場合は「(街頭)スカウト→レッスン→端役からデビュー」といった流れだと思います。
ただ現在スカウトについては、高額なレッスン料を請求する詐欺まがいの事務所や、風俗やAV関連の影響があり、やりにくくなってるようです。ただ今の時代はオフィシャルサイトがありますので、それを上手く使って「希望者はいつでも受け付けています!」といったアピールができます。これが常設オーディションです。

本来は欲しい時に調達できれば一番楽なのでしょうが、振り返ると、ここ数回のオーディションは必ずしも成功とはいえません。
「Happy8期」の様な飛び入りスタイルの1次審査はファーストインプレッションなんでしょうが、ここで「イイ!」と思った子が、何処かのマイナー事務所所属だったり、他の事務所提携スクール生だったり、掛け持ちで他のオーディションを受けているといったケースが目立ち、それが全体の足を引っ張ってしまう傾向がありました。
常設にすればそのあたりじっくり構えることが出来るでしょうから、より質の高い審査ができるのではないかと期待はしています。

また、これが出来るようになったのには、ジュニア世代から数年の期間をかけて育てていく...というジャニーズ方式が女性アイドルでも有効だ...ということが確かなものになりつつあることも大きいです。

あとは、どこで宣伝するかなんでしょうね...
ファンだけしか見ない「ハロモニ@」あたりでやっても無意味ですし...
ジュニア&ティーンズファッション誌や少女向け漫画誌に定期的に広告が打てるといいですね。