ルーツオブミュージック系(その1)

面倒なので不定期連載でダラダラやることにしました。
まず石川梨華系楽曲あたりで。

ハロプロ系楽曲ってユニットに対して曲を作るのではなく、そのユニットのキーパーソンに曲を作るという作曲スタイルがメインだと思うのですが、そのキーパーソンが例えば石川梨華だったり藤本美貴だったりします。カントリー娘。がその代表的なユニットですね。

まず、初期の石川梨華系楽曲のコーラスはこのあたり。

「独占!女の60分」のテーマソング
http://lax-v188.lax.youtube.com/get_video?video_id=sTUWrlkPazo
これって、どこかのディスコミュージックを引っ張ってきたのかな?...と思い調べたら作曲は渡辺宙明さんだったんですねえ。どこかでCD化してくれないかなあ。
あとは山下毅雄さん作のプレイガールあたりも参考にしているかもしれないですね。
これらの曲のルーツは「MAH-NA MAH-NA」といったスキャットソングなのかなとは思います。

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乙女 パスタに感動」を最初に聴いた時、この曲を思い出しました。

Qlair/お願い神様
http://ash-v257.ash.youtube.com/get_video?video_id=7AjECXb_dgg
乙女塾ヲタなら理解出来ると思うんだけど、CoCo→モーニング娘。で、ribbonプッチモニだとすると、(二期)タンポポQlairなのかな?...と素で感じましたよ(笑)。

アレンジ関しては「All About」のインタビュー...

――2000年のベスト編曲賞とも言えるタンポポの『乙女パスタに感動』での永井ルイさんの編曲に感動を受けた一人です。ビートルズの『Getting Better』的出だしからブライアン・メイ調ギターで、もうやられました。ブリティッシュ調のアレンジをつんくさんに依頼されたのですか? それとも、永井ルイさんがやると自然にそうなるのでしょうか? マリ・ウィルソンとかは、イメージの中にあったのでしょうか?

気に入っていただけて光栄です。つんくサイドからの依頼は「好きにやってください」でした。ジャンルの事やコンセプト等は、一切ありませんでした。なので好きにやらせていただきました。マリ・ウィルソンは後に指摘されてナルホド……と思いましたが、作ったときはクイーンの『マイ・ベスト・フレンド』や『キラー・クイーン』、パイロットの『ユアー・マイ・NO1』や『ジャニュアリー』、ギルバート・オサリバンの『恋のジェット便』、キャプテン&テニールの『愛ある限り』等がイメージにありました。

...で触れている曲たちはこんな感じかな。

Queen/You're My Best Friend
Queen/Killer Queen
Pilot/January
Captain & Tennille/Love Will Keep Us Together

インタビューでは全く触れていませんけど、乙女パスから派手なQueen風ギターを取り除くとElvis Costello & The Attractionsの「The Loved Ones」に近い雰囲気になるんだよな(→iTS)。iTSでは判りませんが(笑)イントロやテンポ、スローパートのギターはかなり近いです。まあ偶然の一致ってことなんでしょうね(苦笑)。
(高橋諭一さんがやったら素直にこっちになっていただろうな。)

Mari Wilsonはタンポポではなく、どちらかと言うと辻ちゃんの髪型に大きな影響を与えた人です。辻ちゃんダイレクトじゃなくって多分ヘアーメイクさん経由だと思いますが(苦笑)。
Mari Wilson/Just What I Always Wanted
http://ash-v93.ash.youtube.com/get_video?video_id=hWFPqGLbVa0
ダブルユーは俺的には「マリ・ウィルソンvs小森のおばちゃま」っつー夢の対決でしたね。
プロデューサーのトニー・マンスフィールドは何曲かハロプロの楽曲に影響を与えていますが(その内2曲はシングル曲としておなじみですなあ)、それは後日。
衣装は衣装はStrawberry Switchbladeなのかな?...ちょっと違うか?
タータンチェックだったらBay City Rollersっぽくなったのにね。ちょっと残念。
(高橋諭一さんだったらNick Loweの「Bay City Rollers, We Love You」あたりをモチーフにしたんだろうな...)

とりあえずこんなところで。
次回は、「理解して>女の子」あたりを。