ハロプロ系の女優活動について

続きですが、トピック名変えます。

ハッチマンさん。

全ての高橋推しが同じ感想ということはないのでしょうが、キャリア6年にわたるモーニング娘。生活はある程度の実績を残しており、次のステップに進んで欲しい気持ちがあります。

(中略)

モーニング娘。として一足飛びに植えつけた知名度よりも、地道につけて欲しいと思うし、アニメーションやバラエティ番組で活躍するよりもそういう道を進むきっかけをそろそろ敷いてあげて欲しいんだよね。

ハッチマンさんは以前どこかのコメントか何かで「彼女にとって娘。の存在が足かせになるのなら、とっとと卒業してもらったほうが良い」的な発言をされていた記憶があるのですが、それってそういうことだったのですか。なるほど。

彼女の女優(特に舞台女優)方面の適性については、ファンの誰に聞いても意見は一致するところなんでしょうが、事務所がどういう青写真を持っているのかイマイチ掴めないんですよね。
他の事務所を含めた歌手の俳優活動については概ねこの3パターンに分かれるかな。

A)卒業後、ネームバリューを上手く活かしつつ活動の幅を広げていくケース
ジャニーズで言えば「シブガキ隊」や「少年隊」の頃はそうだったかな。

B)アイドル時代に生き残った者を女優として育てていくケース
今女優として成功している方々の中にはアイドル歌手経験者が結構います。舞台系では元祖ロビン(苦笑)の島田歌穂さんが代表的ですし、テレビドラマ系では仲間由紀恵さん、永作博美さん、加藤貴子さん、菅野美穂さんなど。ただ多くはそのアイドル時代に大成していないんですよね。ただ言えることは、生き残ったから今がある。
田中義剛さんのセリフじゃないけど、売れた者勝ちじゃなくって、生き残った者勝ちなんですよね。芸能界って。

C)アイドル時代から積極的に俳優活動をさせるケース
現在のジャニーズがそうですね。ただジャニーズの場合はCDデビュー自体が遅い傾向がありますので、自然とそうならざるを得ない環境になっているのかもしれないです。

...さあ、この中からどれかひとつだけを選んでください...的な考え方は、なんか田原総一朗司会の討論番組みたいであまり好きじゃないけど、とりあえずはこれを前提に話を進めます。

高橋愛の場合はB)的な視点でみると、ある意味実力があるのだけれども頭ひとつ抜け出せない今が卒業のチャンスなのかもしれません。ただ、B)であるためには過去を隠そうとする方も多くいます。ただ(卒業公演を大々的に宣伝されてしまう)高橋愛の場合は過去は隠しようがありません。
なので現状の事務所の青写真はA)なのかなあと思えます。私の意見(テレビなどの媒体で知名度アップをはかることが優先)はこれに基づくものです。
このケースの最大の問題点は、ハロプロ=宣伝要員というか、実力云々があまり語られなくなってしまうことです。なので私的には”スパークする役者馬鹿”的なキャラクターを今のうちに植え付けさせないと、後々、相当苦労するかもしれません。

ただ、娘。も「きらりん☆レボリューション」といった活動が成功していますので、A)からC)へが時代の流れだと思います。確かジャニーズも声優を足がかりにして...という時代があったはず。香取慎吾さんがそうだったかな?...なので今は過渡期なのかもしれないですね。
まあ「え?以前の娘。もC)だったでしょ?」って突っ込まれそうですが、あれは知名度があったから採用されただけです。C)であるには本人にとってプラスにならないといけませんが、あの頃の評判はどうだったでしょうか? 久住小春は確実にプラスになっています。その差は計り知れないほど大きいです。

とはいえ、娘。は卒業させることがメインコンセプトなのでA)は色濃く残るかもしれません(苦笑)。
でもそういうコンセプトに(今のところ)無縁なベリキューは、C)であった方がベターかもしれません。
またエッグについては(THE ポッシボーが売れなかったら)B)っぽい動きが出てくるかもしれませんし、表面上はまだわからないですが、女優コース的なものもあるかもしれませんよね。
このあたりの流れは、他社のアイドル女優が群雄割拠している現状では難しい状況ですが、2〜3年で大きく変わるかもしれません。その為の種まきはして欲しいとは思います。

まあ、そんなところです。
女優についての話は、1月末にMWAVEさんとの意見交換会(?)で話し合ったことも別途アップしようかなあ...なんて思っています。