THE ポッシボー、キャナァーリ倶楽部、時東ぁみ/Aiai Music Carnival

例の如くゲストが完全に霞んでまうノリでしたが(苦笑)、充分に堪能できました。無料でこの充実感はありえないね。
アーティスト毎にレポートします。

Chu!☆Lips、桃
まず最初に登場したChu!☆Lips(初見)は歌披露後直ぐに別の現場に行かなければならないとのことで、この後のクイズコーナーやエンディング、そして物販握手会には参加せず。
この手のことは地上波でもたまに見かけますが、将来の印象を考えると出来れば仕事はバッティングしない方がよいかと。
ヲタの応援の仕方はPPPHが若干声優ヲタっぽいが、インディーズアイドル系。

(これも初見の)「桃」はポジション的にはロコドルですが、業務内容のせいかインディーズアイドルに近いノリで、ロコドルっぽい初々しさや眩しさを求めていた私はちょっとした肩透かしを喰らう。前回の出演では握手会でもそれなりに盛り上がったそうだが、今回は苦戦していたように見えました。

キャナァーリ倶楽部
披露したのは「夢を信じて」「どうにかして!」「SWEET & TOUGHNESS」の3曲。全て南青山少女歌劇団のシングル曲のカバー(1st、4th、6thの順)。「SWEET & TOUGHNESS」より「夢を信じて」の方が当時の人気は高かったような気がします(うろ覚え)、それとこの3曲のオケがあるってことは全てレコーディング済みなのかな? 時東版の「SWEET & TOUGHNESS」はオリジナル(南少版)の完全コピーなので、他の曲もオリジナルと比較してみたくなりますよね。
(参考:リリース当時の私のレポート。ちなみに当時のコメントなど。)

「SWEET & TOUGHNESS」の振付は時東ぁみポッシボーとは異なるもの(サビは似ていますが)。YouTubeNansho Kids版がありますので、比較してみましょう。
(再掲載かもしれないけどごめんね。)
http://ash-v225.ash.youtube.com/get_video?video_id=o4cXJq81I3g http://ash-v86.ash.youtube.com/get_video?video_id=L4OJyie-58Y
あ、覚えてないや(苦笑)。サビはこんな感じだったけどAメロBメロはどうだったかなあ?

ちなみにオリジナルのPV。
http://ash-v17.ash.youtube.com/get_video?video_id=G_d2nr9KbwU
振付らしい振り付けは収録されておりません...

さて評価ですが、まず、身長や年齢といった程良いバラバラ感が実に居心地よい。この理由はあとで書きますが...全員の名前を覚えて行かなかったことが悔やまれるなあ。
でも逆に握手しながら自己アピールが聞けたりして楽しかったです。

まず、自分の興味の範囲か否かに関わらず、丹羽未来帆cはかなりの方が記憶して帰ってくれたはず。

彼女のノリの良さは、ファッションモデルで女の子向けのイベント*1に出演経験があることと、大阪周辺で放送されていた「ニコモノ」の経験もあるでしょうが、それよりも打ち込む姿勢の違いが大きいかもしれないですね。彼女は新垣結衣卒業後にnicolaを背負っていた子なので、ガッキーの活躍もいい刺激になっているだろうし、またミスマガジンへのエントリーも含め、事務所が彼るところは大きいように感じます。

ただそれは今だから感じられること。
スペースクラフトのモデルの登録数はオスカーに次いで多いですし、カリスマジュニアモデルとはいえ特に優遇されている訳ではなく、雑誌卒業でフェードアウトするパターンが圧倒的。
さらに、この事務所は現状では女優か声優(あるいはアニメ系歌手)しか選択肢がないかもしれない。なのでここで歌の世界を復活させたことの意義は大きいです。まあ裏で何があるのかは判りませんが(笑)、つんく♂さんのアイドルマニアとしての使命感がそうさせたのでしょうね。
昔ながらのファンは「未来帆ちゃん...よりによってつんく♂かよorz」って思っている方も多いでしょうけど、モデルだけで一生食っていけるなんてことはありませんから、今やれることをやっておくのは大切なことだと思います。

ちなみに声優について。スペクラには声優への道筋があるのが他社には無い大きな特徴なのですが、スペクラが抱えるもうひとつの世界である子役系の子にそのアドバンテージがある。橋口恵莉奈cはその代表格なんでしょうね。女優になってもいいだろうし、声優になってもいい。そういう育て方をしているなあと感じました。これはアップフロントにはない部分で羨ましい限りです。

それと「バラバラ感」について。
出待ち現場にて。キャナァーリ→ポッシボーの順で会場を後にしたのですが、純粋にキャナァーリ倶楽部の目当て客は彼女達の退場を以って帰ってしまうため、その減り具合から構成比はポッシ:キャナで概ね4:1くらいだと判断できます。また明らかにNansho Kidsファン(≒BON-BON BLANCOファン)とわかる方も若干ですが確認できました。
このような状況からポッシファン(≒ハロプロファン)が圧倒的ではあるのですが、その中で一番心配だったのは「貴方達はハロプロじゃないから無視させていただきます」みたいな電波系な状況があったりしないかなあ?という不安。ただポッシ目当て客も彼女達に注目していた様で、握手会の参加数も結構伯仲していました。これはポッシ2K vs キャナ1Kという参加券代(笑)の違いも大きいのですが、それよりも好みが適度に分散して参加しやすい状況が生まれているからなんだと思います。
これは、ここのこれ...

スペースクラフト登録者約1000名の中から、 モデル、タレント経験者、未経験者含めて約100名を選抜。 そして、つんく♂審査による オーディションによって合格したメンバーで構成されている。

...が大きいですよね。多分事務所オンリーでセレクションすると、ユニットを作る上でまず「コンセプトの統一感ありき」になっちゃいますから。これが失敗の始まりですよね。

それと、ダンスが楽しかったです。まだ個人差はあるのですが、ポッシボーよりワンランク上のダンスをマスターしようとしています。ただキャナァーリは歌劇団の延長線上のダンスですし、ポッシボーはキャラクター性でロコドル風なレトロ感を出していますので、ポッシファンは別に焦る必要は無いと思います。

THE ポッシボー
近くの座席からも、握手会での談笑している方々からも、出待ちの残念過ぎるひとたち(笑)からも「髪形変わって楓ちゃんが綺麗になったよな」という声が聞こえてきました。私も同感...というかエッグから「私をメジャーにしなくて誰をメジャーにするの?」オーラが見えたのは二度目かも*2。それと声援が一番大きくなってきていますね。
当時の印象は幻じゃなかったんだと、心の中で軽くガッツポーズ(苦笑)。
ただ周辺では上野樹里とキャラが被る的な意見もありますが、個人的には森高のデビュー前の印象とダブります。まあどちらにしても畑や時代が異なりますので、然程気にしなくても大丈夫かと。

時東ぁみ
さらにスペシャルゲストに時東ぁみ。新曲の初披露。ポッシボーは想定できたけど、時東ぁみの出演までは予想できなかったようで、時東ヲタは殆どいませんでした。なので握手会はちょっと寂しかった。

ちなみに、新曲の時東ぁみは水着風コスチュームなんだけど、ポッシボー(大瀬・諸塚)はベースボールユニフォーム風のコスチューム、ただおへそが適度に見えるスタイル。下はホットパンツだったかな?
んで、その後の時東+ポッシ+キャナの「SWEET & TOUGHNESS」では他4名も同じコスチュームで登場するのですが、橋本愛奈cだけおなかが露出し過ぎていました。逆におへそが見えない子もいる。
これは単純におっぱいの大きさの違い☆カナ(笑)。もしフィッティングをきちんとしているのならば、単純に着る服を取り違えたのかなあ???

*1:百貨店などで5,000円以上購入したら握手できます系イベント。基本的にはヲタイベントと代わらないですが、ちっちゃい女の子限定でリアルヲタは見ることもままならない聖域です(笑)。

*2:一度目は「34丁目の奇跡」亀有プレビュー公演での橋本愛奈