Happy8期オーディション結果(その8)

続き
というか、こっちの続きかな。

さてさて昨日予告していた「該当者なしを想定して書いておいた文章」の抜粋をアップします。
『オープン参加型』の「ラッキー7」&「Happy8期」と『事前書類選考型』の「オーディション2005」の違いから、今回の問題点を書いております。
文章を手直ししようと思いましたがやめときます(笑)。ちょっとナーバスになっていた時期なので、それが文章に出ちゃってるかも(苦笑)。まあ仕方ないかな。
長くなりますので袋とじで。

と、その前に違いをおさらいしましょう。

ラッキー7」&「Happy8期」
オープン参加型オーディション
全国を数ブロックに分けて、その会場の指定時刻に書類を持ち込みその場で歌う形式
1次合格は即時決定、当日に2次選考のVTR撮影を行う
つんく♂さんは2次のVTRより審査に加わる
告知媒体はプロモーター経由のTVCM、オーディション雑誌
8月〜9月にかけて発表、1次選考は9月〜10月に実施
「オーディション2005」
事前書類選考型オーディション
1ヶ月の応募期間内に書類を送る
履歴書の他に携帯電話からでも応募が可能
1次は書類選考、2次以降は『オープン参加型』とほぼ同様
つんく♂さんは3次のVTRより審査に加わる
広告媒体はジュニア〜ミドルティーン向けファッション誌、オーディション雑誌
2月に発表(マスコミ発表は1/末)、2次は春休みに実施

それでは、どうぞ。

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問題点をもう少し具体的に書いてみます。
応募者数的には大成功を収めた「オーディション2005」等とも比較してみましょう。

時期的な問題
まず、「ラッキー7」と「Happy8期」が行われた時期(秋口から初冬)は学校行事が多く、また進路を決める重要な時期でもあり、プライオリティが低くなってしまうと考えられます。
また、他社のオーディション(多くは夏休みの開催)が佳境に入っていることもあり掛け持ち組も多いと思われます。
一方、「オーディション2005」や(一般的に評価の高い)4期は春休みにかかっています。この時期はある程度自分のことを見つめられる時期であることや、新たな事にチャレンジしたい、自分の殻を破りたいと思いたくなる時期でもあります。

応募期間が極端に短い
気軽に参加できるようにと書類選考型をやめた「ラッキー7」と「Happy8期」ですが、逆に考えると会場までわざわざ足を運ばないと応募できないんですよね。その期間はわずか数時間。
一方、「オーディション2005」は一ヶ月ほどの応募期間があったと思います。その差は歴然です。

「自薦」が目立ってしまった
娘。オーディションではあまり馴染みのないことですが、一般的なタレントオーディションでは、合格者がよく「親(あるいは友人)が履歴書を勝手に書いて送ったんですけど」的な発言をする事が多いです。その内の何割かの者は社交辞令的なセリフなのかもしれませんが、シンプルに考えると『可愛い女の子ほど自分からそれを意識していない』ではないかと思います*1。そしてきっかけはどうであれ、1次を通過すると周辺も推薦者として応援する様になるし、やがて自分も自信を持ってくるんじゃないかな。それが見えてくる事で新たなファンが生まれ、応援したくなる...そんな流れが理想的ですよね。
その面では「オーディション2005」ではファッション誌に広告を打ち、応募も携帯電話でもOKという気楽さから、例えば学校で「お前受けてみろよw」みたいなことも想定されますね。まあそれじゃあ半分イジメでしょうけど(笑)。つまり興味はあるけど、オーディション雑誌を隅から隅までナメまわす程に読む気にはなれないという子が目にしてくれるチャンスに恵まれたことになります。
それを前提に考えると「ラッキー7」と「Happy8期」はバリバリの自薦者中心で構成されています。これは『まず自分の足でまず受けてみろ!』的なロック精神みたいなものも、ハードルを高くしているかもしれません。
で、その自薦者は、純粋に娘。になりたい、娘。大好きという子もいますが、腕試しをしたいスクール生、それとオーディションマニア的な女の子の方がどうしても目立ってしまうのか、(特に1次に)残りやすい傾向があります。これはあの短い時間ではどうしようもないですが、致命的なことに感じるのです。
まあそれでも、オーディション系の掲示板では「友達が一人じゃって言うから一緒に会場に行った」的な発言もありますし、今回の3次進出者の方のブログでそのような発言をしている方もいらっしゃった様ですが、構成比的には少数派だと思います。

----- ここまで -----

とりあえずこんなところです。

この内、「自薦」「他薦」論はあまり語られない部分ですよね。
つんく♂さんは自書で「『私を獲って下さい』や『受かったらなんでもします』系の子は獲らない」って書いていたかな*2つんく♂さんはフィーリング的にそう感じているのかもしれませんが、それをキーワード化すると「自薦」と「他薦」になるかもしれませんね。
ちなみに、4次進出者で「自薦」臭がしない候補者は、まあ印象はひとそれぞれなのでしょうが、花田さんと光井さんと吉川さん。3次でも少ないですよね。光井さんはその中でのチャンピオンなのかもしれません。
なので三井愛佳cをセレクトしたことは、今までのポリシーからして一貫しているのですが、要は「他薦」っぽい子を採りますと言っておいて、その一方で自薦的な女の子が多数派となってしまう。その矛盾にメスを入れるべきかなと感じます。

そう考えると「オーディション2005」形式が今のところベストかな。オーディション内容はシンプルで、その分『人を集める事』に力を集中させた...という面において。
それと横アリ終了後告知で春休みオーディション化すればいいのかもしれませんね。
それプラス以前書いた番組のコーナー化があればいいですよね。GWで合格発表できる程度で私的には充分に感じます。春のスペシャルも一段落し、枠を空けてくれるかもしれませんし(笑)。

夏休み中にきっちり練習も出来、秋コンで本格稼動すればそれでいいんじゃないかな。

*1:かの道重さゆみ先生も「可愛い」発言はデビュー後だったはず。

*2:多分に「LOVE論」だと思います。