鈴木愛理に何を歌わせたいか(洋楽編)

ごく一部の人にお待たせの、100%ピュア妄想コラム(笑)。
これの続編みたいなもんだな。
長文なのでたたみます。

お歌大好き鈴木愛理
きっと愛理ちゃんは密かに「Loving You」とかBONNIE PINKの曲みたいなのを歌いたいと願っているはず。思いっきり遡ってもEurythmicsの「There Must Be an Angel (Playing With My Heart)」(→iTS)あたりじゃないかと予想しちゃうんだけど、でもそれじゃあいぬいぬお兄ちゃんとしては勿体ないと思うんだよな。
つーわけで、割と入手しやすい曲で、派手さは無い代わりに歌をきちんと聴いてもられるスタンダードナンバーで、かつ無理なく(愛理ちゃんの良さを損なわずに)お勉強出来そうな曲を勝手に選んでみました。
Dexy's Midnight Runnersの「Come on Eileen」(→iTS)とかじゃないよ(笑)。

と、その前に。
iTSにリンクしていますが、米国版・英国版にしかない曲もあります。これらの国のものは日本国内で発行されているクレジットカードでは購入できませんので、予めご了承ください。但し試聴は可能です。日本版に戻るには「ホーム」の一番下に国選択がありますので、そこで「日本」を選択して下さい。

Both Sides Now
愛理ちゃんのイメージに合う曲を...と考えて、真っ先に思い浮かんだ曲。
Joni Mitchellの作で、1968年にリリースされたJudy Collinsのヴァージョンが全米で大ヒット。邦題は「青春の光と影」。Yahoo!翻訳でもそうなります(苦笑)。深刻そうなタイトルですが、歌えば歌うほどと気持ちよくなっていく代表的な曲ですね。
Judy Collinsのシングルヴァージョンはシンプルで、アレンジは少女でもフィットする感じでお勧めですが、iTSにアップされているものは当時のものではありません(-.-)。ごにょごにょすると入手出来そうだけど、愛理ちゃんは良い子だからそんなことはしないでね。
文無しに良い曲なんですが、シンガーが酔っぱらっちゃって自分の色を残しちゃうヴァージョンが多いです。プロデューサーの腕が一番問われる楽曲でもありますね。
英米サイトをチェックしたところ、良さげなヴァージョンは下記の通り。Cilla Black(懐かしいね)が一番オリジナルに近いかな。俺はソフトロッカーなのでHarpers Bizarreのヴァージョンを割と聴いています。
Anne Murray(→iTS)
Celia Slattery(→iTS)
Harpers Bizarre(米)(→iTS)
April(英)(→iTS)
Cilla Black(英)(→iTS)

The End Of The World
Skeeter Davisの1963年の大ヒットナンバー(→iTS)。これはメロディーラインがシンプルなので、色んな方々のナンバーを聴いて欲しいかな。
浜崎あゆみの同名曲は違います(笑)。

Will You Still Love Me Tomorrow
ガールグループ系の楽曲からGoffin & King作でThe Shirellesのヒット曲を。後にCarole Kingもセルフカバーするのだけれど、そのバージョンではなくThe Shirellesの方が愛理ちゃん向け。
問題はiTMS(英米日本)にオリジナルヴァージョンが無いっつー事だな。とりあえずここで試聴は出来るね。一番良いところで切れるけど(苦笑)。
これも様々なアレンジのヴァージョンがあります。日本版を見ると松たか子もカヴァーしているね。Goffin & Kingはオレンジレンジが広いからねえ。「Halfway To Paradise」なんかはいかにも山崎会長が歌いそうな曲だな(苦笑)。

Those Were The Days
これはつんく♂お兄ちゃん(笑)のビートルズ好きをにらんでの選曲。決して杉本理恵さんがカバーしたから選曲したのではない(苦笑)。
Paul McCartneyがプロデュースしMary Hopkinが歌った全世界的なヒットナンバー(→iTS)。日本では「悲しき天使」という邦題であまりにも有名。オリコン1位も取ったことがあるとのこと。ただ途中で子供のコーラスが入るのがやや反則気味ではある。
これもキチンと歌えば相当気持ちよくなる曲です。
原曲はロシア民謡にあるとのこと。
バラライカでやや復活した感もあるけど、ロシア系はアイドルポップスには欠かせないよね。これレコーディングしたらアップフロント魂でアレンジ完コピしちゃうんだろうなあ(笑)。
ちなみに向こうの子供が歌うとこんな感じになる(→iTS)。やっぱ結構反則だよね。
(余談だけどこのシリーズだとこの曲が卑怯な感じ(→iTS)。)
個人的には「Goodbye」の方が好きなんだけどね(笑)。

とりあえずこの4曲。アレもコレもは避けました。
一聴すると、ちょっとフォーキーな感じに傾いてしまうのだけれど、ミュージカルも出来るシンガーに育って欲しいので、そういうシーンで歌えそうなナンバーを中心にセレクションしています。
え?「エロい曲が入っていない」って?...純真無垢な俺の愛理にそんな曲歌わせるわけねーだろ。

ちょっとロックっぽい曲が欲しいのならこの曲がいいね。

It's So Easy
ロックミュージシャンのアイドル的存在であるBuddy Hollyの代表曲一つ。iTSでは「Buddy Holly」あるいは「The Crickets」名義になっています。
Linda Ronstadtのヴァージョンはコブシが入りまくりだと思うので、素直にオリジナルヴァージョン(→iTS)の方がいいかな。
同名異曲が多いので注意。
余談ですが、松浦亜弥の「ねぇ?」のご先祖様のひとつ。アレンジがややフレンチ志向なので解り難いかもしれませんが、この曲ではBuddy Hollyの十八番「ヒーカップ唱法」をあやや流にアレンジしています。隠し味的に入れちゃうって凄いよね。
ちなみに向こうの子供が歌うとこうなる(→iTS)。ちょっと大人しめかな。

ちょっとソウルっぽい感じを入れるならこのあたりかな。

You Can't Hurry Love
これはハッチマンお兄ちゃん(笑)が好きかもしれないですね。
Diana Ross & The Supremesです(→iTS)。邦題(「恋はあせらず」)が好き。
余談ですが、カントリー娘。の「女の子の取り調べタイム」(アルバムに入っているオリジナルヴァージョン)のリズムアレンジはこの曲だと思うのですが、どちらかというとPhil Collinsヴァージョンが参考になっているかもね。

Never Can Say Goodbye
困ったときのJackson Five(笑)。ただ、コンセプトから行けばグラサン小学生や岡井少年の方が向きますね。ただavexっぽくなるのでこのグループは出来たら避けたいところ(笑)。

以上。
ん?...それでも向こうの黒人女性ボーカルっぽい曲が歌いたいですって???
しょうがないねえ。これはどう?

One Less Bell To Answer
1970年のThe 5th Dimensionの曲(→iTS)で、邦題は「悲しみは鐘の音とともに」。作者はBurt Bacharach/Hal David。
The 5th Dimensionは日本ではソウルミュージックよりもソフトロックのジャンルで取り上げられる事が多い。「Up-Up And Away」や「Aquarius」などが和製ソフトロックの代表的楽曲「翼をください」のルーツになっていることもあるからだろうし、白人受けする現在のソウルミュージックの先駆者的存在でもある。なので今の女性ヴォーカリストは彼女(Marilyn McCoo)がルーツだと言っても過言じゃないと思います。声量がありながらも全体的にまろやかで、絶唱型を良しとする近年のヴォーカリストとはひと味もふた味も違う。なのでこの曲だけ勉強すれば良いと思うよ。MDとかに入っている他の曲は捨てなさい(笑)。オリジナルヴァージョンだけで充分。ただ焦りは禁物。25歳になったら人前で歌えればいいかなくらいで考えてた方がいいね。

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そういえば、いぬいぬお兄ちゃんの大好きなバブルガム方面の曲がないね。
ただバブルガムポップスの代表選手的楽曲「Sugar, Sugar」(→iTS)あたりの世界観はもうハロプロで充分に実現しているから、特にいいかなって思います。ちなみに子供が歌うとこうなる(→iTS)。