ワンダフルハーツとエルダークラブ(その3)

続き

カエサルさん。

モーニング娘。にとってはベリキューごときがライバルとなるようではいかんだろうという問題もあるのですが、「火花を散らすのはいいことだ」とデメリットに目をつぶって言ってしまえる呑気さが、私にはよくわかりません。

各々のファンの思い入れには、もはや差はありませんし、このままで良いと考えているファンより「メジャーになって色んな雑誌や番組で彼女を見てみたいな♪」と思っているファンが多数派を占めていく様になると事務所としても次の一手を打つのは自然な事だと思います。私を含めた娘。ファンはそれを受けとめる度量の広さがあるべきでしょうね。

また「火花を散らす」については、私の考えの根底は下記の文章にあります。コメントなので検索出来ないところにあるのが痛いですが...

今、もし彼女が℃-uteではなくBerryz工房に選ばれていたらと考えていますが、選択肢は「もっと早く辞めてしまったかもしれない」か「あまり考える暇も無く今に至るか」のどちらか。ただ多分後者かなあ...

具体的に何が言いたかったかというと...
私の記憶ではBerryz工房は当初6名で、その後2名(嗣永桃子石村舞波)がレッスン中に加わり、スターティングメンバーは8人でスタートしたと思うのですが、これはあくまでもスターティングメンバーだった筈です。
プロジェクトをお披露目する際、半ば決定しているプランを構想として発表することがあります。これは私の単なる想像上のお話ですが、前出の2名ではなく村上愛鈴木愛理が本来のスターティングメンバーであったものが、「34丁目の奇跡」の予定が入り、その時点では見送るとしてもミュージカル終了後に加入するプランがあったとしたら、そういった表現を使う必要があったのかもしれません...とまあこの説は私の考え過ぎかもしれませんが、THE ポッシボーの追加メンバー3名は、正にその事情によるものなのです。
ただ二人の代わりに誰かを脱退させることは多分しなかったでしょうね。何故なら善し悪しを判断しながらメンバーを組み替える構想であれば、3ヶ月連続リリースのサイクルは余りにも短すぎるし、それならその3曲とも異なるメンバーにすべきだったのです。なのでパラレルワールドでは加入を繰り返し、のべ人数的には「キッズ<Berryz工房(エッグからの加入組含む)」になっているかもしれないです。そういう意味でBerryz工房℃-uteは「固定化されてしまったシャッフルユニット」だとも言えます。
ここで言う「固定化されてしまったシャッフルユニット」ですが、シャッフルユニットは全員参加スタイルと選抜スタイルの二種類がありますよね。そう考えると現在のベリキューは前者でもあると同時に、(第1期)モーニング娘。Berryz工房スターティングメンバーは後者でもあります。

ハロコンつんく♂カラーがかなり色濃く反映しているライブです。それは彼の「メッセージ」を読めば陣頭指揮をとっている事はわかりますし(「その辺のMCちょっと変えましょう!」とか)、現にPAを覗くと彼がいます。
(過去のインタビュー記事などから)「対バンライブ」からヒント得たものがシャッフルユニットであることから、一昨年までリリースされた事でまだそのポリシーを捨てていなさそうなことから、ワンダは彼が追い求めていた「対バンライブ」の現状における理想型かもしれません。

特に"次って誰?...知ってるくせに(苦笑)。"のあたり、本当に分からないので説明してください。「ネタニマジレスカコワルイ」とかではなく。

ご質問の件ですが、それは「THE ポッシボー」です。
これは中野で彼女達のグッズ販売が行われたことと、MCで「THE ポッシボーハロプロエッグです」と紹介されたことから、時東ぁみの妹分としての限定ユニット的な役割をそろそろ超えてきそうだという予感がしています。
まだピンとこないかもしれませんが、℃-uteも初年度の三越イベでは100名程度しか集客できませんしたので、それを思い出すと良いと思います。
年齢的にはキッズの上の子とも重なりますが、イメージ的にはモーニング娘。1期から安倍なつみ飯田圭織だけを抽出し培養した感じに映るかもしれないので、ファンの増殖するスピードはキッズよりも随分と速いですね。TNXサイドはもう既に1000人規模のライブが出来そうな手応えを感じている筈です。