本当は合格してからが勝負なんだよね
昨日は食中毒系で弱体化(笑)していましたので書きませんでしたが、とりあえず復活しましたので、書けそうな部分を中心に書きます。
ただ、あら探しとか、そんなんじゃなくって、アイドルファンとしての経験上のお話かな。
尚、本人の氏名および当該リンクは省略させていただきます。
まず、みなさんが疑問に思うのは「じゃあ何でハロプロなんか受けたのよ?」ですかね。
彼女がエッグのオーディションを受けた時点ではまだ小学生でしたし、純粋にモーニング娘。や松浦亜弥や後藤真希に憧れていたと思うんです。
いわゆる習い事の一環(あるいはオーディション時に有利かも?ということ)でそういったスクールへ通っている子は他にもおりますので、何ら不思議なことではありません。ただ、それがオーディションやその後の活動の有利不利の判断になるかはわかりません。ただ彼女がスクールに通いだしたきっかけのひとつにはなっていたとは思います。
当然のことながらUFGは彼女の経歴を把握しているでしょうから、スクールに通うのを止めさせることも出来たと思うんです。他社ならば傘下(あるいは提携)のスクールへ移籍させるのかもしれません。UFGにもありますよね。ミュージックスクールが。そう考えるともの凄く不思議なことなのかもしれませんが、まあそれなりの判断の元で行われているのでしょうから、ファンとしては温かく見守るしかありません。
以前、私は大雨降りしきる中、彼女の出場するダンスコンテストを見に行ったことがあります(ヲタ客ほぼ皆無)。
あの時は高校生もOKなコンテストでしたが、チームを見渡すと、出場チームは7:3くらいで小学生チームが圧倒的に多い。小学生の女の子を中心にちょっとしたダンスブームっぽい感じで、小学生レベルだと本人より親御さんの方が熱心だったりします。それが中学生あたりになると他の夢も出てきますので、大半はこの世界からいなくなっちゃうのか、何かちょっと寂しい雰囲気も漂っていました。
ただ、スクールの講師の方々は過去に(あるいは現役の)プロのダンサーさんだったりしますし、スクールを代表して出場するダンスコンテストに参加すれば、その世界では割と有名なコレオグラファーさんや、誰でも知っているトップアーティストのバックダンサーさんが審査員を務めたりすることがあります。その時もそういう方面から何名か招かれておりました。
なので中学生以上でその世界に興味を持ち始めている子にとっては、プロのアドバイスを聞いたりする場を何度か体験することにより、その世界に次第に憧れを持ってくるっていうのは自然の成行かなあとも思えます。
そうなっちゃうと、ハロプロとダンスの世界を天秤にかけてみたくもなるでしょう。
とまあ、悩んでいる背景はこんな感じかと。
これって(アイドルの世界を夢みている子たちにとっては)物凄く贅沢な悩みだよな。
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さらに、将来について。
彼女の目標って要約すると「歌って踊れるR&B系シンガー」ですが、それって割とミュージックスクールが掲げる理想のアーティスト像というか、レッスンカリキュラムの中で浮かび上がってくる目標に近いんじゃないかなあ。
彼女と似たような志(こころざし)でデビューするパターンて、(具体的なスクール/ユニット名は避けますが)有名事務所と提携している関西の大手ミュージックスクールからデビューする諸ユニットにありがちなのですけど(なんか具体名を避けてないような気がしてならないんだけど(苦笑))、彼女達の目指したいものがデビュー時に一通り用意されてしまっているので、残念ながらそれ以上は伸びないんですよね。
ハロプロではこの手のタイプはかなりの確率で落ちると思います。なので今の時点で彼女が受けていたらエッグになれていたかなあ...
さらに、この壁を越える(壊す)のって大変だと思います。
(そう考えるとavexの某フットサルチームは、その壁を乗り越えつつあるのかも。つーか、スフィアリーグは今のところavexアイドル再生プロジェクト化していて、見ててつまらないんだけど(苦笑)。)
もうちょっとわかりやすく書くと、「○○ちゃん、歌が上手いとかいうアピールはもういいからさあ、それよりもなんか面白いことやって見せてよ。」的なセリフってウタワラのコントとかでありがちでしょうけど、正にそういうことだと思います。
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以上ですが、まあでも上で書いたいくつかの事柄って、かなりASAYANっぽいというか、例えば「5+3-1」あたりにも似たシチュエーションは登場しますよね?
なので貴方の推しメンでも多かれ少なかれ経験しているものだとは思います。
というわけで(どういうわけなんだか)。
この件は俺の顔に免じて許してあげてやってください。
つーか、俺がつんく♂Pだったら、彼女に秋葉原で萌え萌え〜なダンスをやらせて、色んなジャンルのヲタ相手にどれだけのことが出来るか試してみたいですね。
(中澤裕子演歌化計画みたく。)
それと(これは他のエッグメンバーにもゆいたいことなんですけど)、今チャンスをものにしているメンバーって、まあ年齢的に仕事が多い世代とそうでない世代(特にキッズ世代は業界内により単価の安いライバルがやたらと多い)っていうのもありますけど、それを抜きにしてもウェルカムで素直な子じゃないと生き残れないと思います。