AKB48@ミュージックステーション

まずは「はてなダイアリー」のチェックから(2006.06.09付のみ)。

まず総じて、名前はなんとなく知っていたがプロデューサーが秋元康ということを知らなかった方が多かったこと。TV紹介時に秋元康を隠す隠さないってことはかなり大きいですね。
読んだ感じでは、そういったことは触れない方が良かったかな...という印象。やっぱり「おニャン子」と比べられてしまうからねえ。特に「スカート、ひらり」=「セーラー服を脱がさないで」と映ってしまうから尚のこと。当時もフロントメンバー&ダンサー的なスタンスだったから、相も変わらずという感想を持たれた方もいらっしゃった様です。

(ハロプロにはあまり興味を持たない)アイドルファンは「これは売れる」「○○が良い」という評価が目立つ。「(気になっていた)××ちゃんが目立たなくて残念。」「センター/バックダンサーという差別化がハロプロにはなく良い。」という評価も。

ハロプロファンの反応は、これ見てハマった...という方は少なめ。
(興味を持っているって言う人はもう既にハマっているでしょうから。)
それよりも「待遇の良さ」を気にされた方が多いです。要は「Mステ=テレ朝=待遇悪い」ってのが最近の多くのハロプロファンが持たれているイメージですので。まあでも、待遇の善し悪しはプロモーションに力を入れているかどうかの尺度になるのですから、こちらも負けないで努力して行って欲しいところですね。>関係者(苦笑)

番組の性格上、ジャニーズファン(ほぼ女性)の感想も目立ちました。意見は趣向(嗜好)性によってかなり違います。「ブルマとかありえない」という生理的に受け付けないという意見。「結構『萌え』ってのは好きだからハマるかも」という好意的な意見。
生理的に...はハロプロの女性ファンにもそういった意見はみかけます。ハロプロはそういった意見を尊重しなければいけない傾向が強いですが、今回のユニットはターゲットが狭いですから、見るも見ないもご勝手に...というところでしょうか。

アニメ&ゲームファンの感想も様々です。「秋葉原をあれで括られるのは困る」といったものや、萌えに関する感性の違い(「スカートからブルマが『見えてしまう』のは『萌え』じゃない」)も目立ちました。 声優ファン→アニメファン→ゲームファンに行くに従い嫌悪感の度合いが深まる傾向は、ハロプロに対する見方とほぼ同じです。
声優ファンが違和感なく受けてもられるのは、多人数のメイドものや学園もの、例えば「魔法先生ネギま!」の影響が強そうな気がします。アニメ情報番組を見る限り、そういったユニットものって結構お目にかかりますし、実際に見たこともありますけど、楽しいですからね。
同じ秋葉原にいながら「ちょっと近寄りがたかったけど、今度行ってみようかな...」という意見もありました。

あまりいい意見が見られなかったのが音楽(J-POP)ファン。
「アイドル=歌が下手な人たち」というステレオタイプは未だに健在ですので、その壁を打ち破るのは大変です。いや逆に破っちゃったところで「それで面白いユニットが出来るのか?」と言われればNOなんですけどね。そのバランスが難しいですよね。

ちなみにAKB48ファンは感想やレポートが中心。現場レポのみで番組に触れていいない日記も目立ちます。
また、少数ですが「そろそろ...」という意見や、遠くに行ってしまいそうな気分になられた方もいらっしゃいました。

以上。

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これだけだとアレなので私の感想。
私は初期の30人しか観客がいなかった時に2回ほど見ています。というか始まる前から気にはなっていましたので。「夏まゆみ」さんが振り付けっていうことが動機のひとつなんですが。
(今回の曲もそう。)
その時のコンセプト(卒業→タレントとして独り立ちさせる)は未だに息づいているのか、うやむやになっているのか知りませんが、そのコンセプトのまま話を進めます。

で、久々に見ましたが、売り出したい子はもうはっきりしていますよね。これは今そう思うのではなく、スタート当初からそう思っていました。要はスタート当時14歳だった4人(高橋・板野・前田・成田)がそうなんですが、もれなくちゃんと育っていますね。ただこの中(テレビに出演した総ての中)で確実に生き残りそうなのは(当時も今も)高橋みなみかな...とは思いました。「萌え」のベクトルがあの子だけ違うんですよね。今風に表現するとツンデレですけど、見た目真面目な学級委員ぽくって、ちょっとでも変なこと言うと怒られそうで恐いですよね*1。それと、みんなトップを狙って目がギラギラしている中で、とりあえずやっとけ感が強い。営業スマイルも必要最小限。それって一見するとマイナスですがそうではない。そういうタイプは独りになっても強い。ハロプロ流に表現するとロックな子だね。
(ホリプロスカウトキャラバンは最終的に彼女を落としましたけど...まあホリプロだからなあ。)
バックダンサーチームの中で気になる子は2〜3名いました。ひとり名前がわかんない子がいるので誰かに教えてもらおうかな(笑)。

ただ、やはりTVだけを見てしまうと、以前の秋元康プロデュースものとあまり変わりのないものがまた登場してきたなあ...という一般的な意見に同調せざるを得ないです。
曲はもうちょっとソフトなものが良かったです。ちょっとエッチな(刺激的な)路線から、ややソフトな方向へ持って行く...っていうのが秋元康氏の基本路線なので、そういう意味ではシナリオ通り過ぎる嫌いがありますね。
(「萌え」ってやっぱり難しいですね。)

歌唱力については特に指摘する点はありません。ちゃんと潔く歌っているので。
歌はハートだからね。

*1:逆に考えると彼女がいることで『仕事』に緊張感が出てくる。