℃-ute/プロデュースワークに℃-uteページ開設

℃-ute(つんく♂オフィシャルウェブサイト)

読みました。
まず...

インディーズデビューと言うことで、計画をたてました。

これに関しては、酷な表現かもしれませんが、前回のBerryz工房の3ヶ月連続リリースが失敗だったということを暗に認めているのだろう...と解釈しました。

ただ、その時はセールス的に失敗だったかもしれないけれど、2004年6月の文化祭イベントから飛躍的に盛り上がっていったのは楽曲(というかダンス)の手を抜いていなかったからだと思いますし、その後も一切手を抜かなかったことが今の(℃-uteシーンも含めた)盛り上がりに結びついているのだと思います。

よって、ネガティブな行動ではなく、より効果的なものは何かと考えた上での決断だろうとは読み取れます。少なくともこのページの中ではね...

ただ引っかかるのは「インディーズ」という言葉。
悪く言えばこれは(2枚以上保有している者にとっては)「800円のCD付き限定握手会チケット」の範疇のものでしかなく、それを「インディーズ」って言い放っちゃうのはインディーズレーベルで頑張っているアーティストに失礼だと思います。

ちなみに、読売新聞(2006.05.31付)の記事(ろだ同内容)によると...

メジャー・デビュー前にもかかわらず、イベント会場でCD売り切れ続出

メジャー・デビュー前ってなあに?

でも、なんだろう...こうメジャーレーベル会社がインディーズと称して、一般に流通させないCDを必死系商法で売り捌くっていうのは、とっても贅沢な行為ですよね。
さらに、「どこぞのインディーズチャートで○位でしたよ」っていう話題が出てこないってのも物凄く贅沢な行為です。
目的がチャートインによる話題性の確保ではないのが気になるんですよね。何かもうワンステップ上の販促企画でも考えているのかしら?その前に℃-uteファンが根を上げないようにしてね。

それと、一般リスナーから「イベント会場へ行ったけどヲタだらけで恐くて買えない」「△△で売ってほしい。」問い合わせがあった場合、それでも「会場に来てください」(または「ハロショで売ってます」)言う気なのかな...

ついでに、何度か書いている気がするけど、地方のファンを蔑ろにはしないでね。

それより気になったのは、下記の文章。

そもそもアルバムというのは、欧米式であり、
音楽制作をアルバムトータルで考えた上で、取り掛かる、プロデューサーの技量が発揮できる
(もしくは底が見えてしまうというか) そんな場ではあります。

欧米式で考えると...
1966年くらいまではシングル重視。
サイケやらブルースロックやらプログレッシブロックが芽生えた頃からアーティストはアルバム重視(一発屋やバブルガムポップスはシングル重視)。
1980年代の第二期ブリティッシュインベンションあたりになると12インチシングル全盛でまたシングル重視。
そして(洋楽が日本で売れなくなった)1990以降は多様化(それぞれ勝手にやったらええねん)の時代です。

ハロプロは素でシングル重視(ビートルズ出現以前のスタイル)だと思っていました。実際アルバムは売れていませんし。
アルバムからシングルカットってのも極めてレアですしね。

それとこれは、こちらか見る限り「プロデューサーの技量」というよりコンポーザーとしての技量にしかみえません。プロデューサーとしてならばアルバムを売ることは至上命令でしょうから。
もし私がプロデューサーだったら、採算のバランスを考えながら将来のことを考え外部作家を発掘する場(シングルへのトライアウト)も兼ねると思います。

まあ、そんなツッコミはともかく(笑)。そこの奥さん。

たとえば℃-uteというアーティストに関して言うならば
メジャーデビューはアルバムデビューもありだなって思いました。

ですって!

アルバムデビューはかっこいいね。
℃-uteのみんな頑張ってね!!!