「ヲタ芸」キーワード修正のお知らせ(その2)

続き

また変更しました。
内容はD(メンバー特定のパフォーマンス)とE(オドリスト)を追加、D→Fにシフトしました。
オドリストは最初からヲタ芸じゃあないだろ?」と突っ込まれそうですが、確かのその通りで(笑)、最初からヲタ芸として認識していない(別物だと思っている)人の方が多数派だと思います。が、それはあくまでも現場のファンの認識で、そうではない環境の方はそう思っているであろうことから、「そうではない」という説明をするために、リストアップしているものです。
それと「ヲタ芸ウゼー」はよく耳にしますが、何故かあまり「オドリストうぜえ」って聞かないんですよね。それは何故なんだろうねえ。まあ理由は何となくわかりますが、確信が持てる様になったら分析してみます。

まあこれで9割方は解説できたかな。細かいアレンジメントとか書いても現代用語の基礎知識から弾かれますので、総論と言うことで。

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あいといっしょ。 第三章」さん

ちなみにここでいうL・O・V・E〜は「さくら満開」とか「AFOD」のテンポとは違うんで。

ですね。
これは単純に当時の演奏を誰が担当していたかで決まっちゃうと思います。

1980年代の演奏は主にビッグバンド形式でした。これは娘。シングルに出てきたり最近の映画で注目されたジャズのビックバンドではなく、歌謡曲のビッグバンド。「8時ダヨ!全員集合」や「夜のヒットスタジオ」などで登場していたアレです。まあ元は同じだとは思いますが、独自に進化したものなんでしょう。
あのビッグバンドが奏でるアイドルポップスって言うのは、独特のユルさがあるので、「せーの!...桃子ちゃーん!!!」とかを入れられたり出来たんでしょうねえ...ちなみに「L・O・V・E」は「エ〜ル・オ〜オ・ブ〜イ・イ〜イ」で、それだけ8拍(2小節)も使用するものです。
ちなみにライブもビッグバンド形式だったと思います。当時は「リサイタル」ですね。「嗣永桃子ソロリサイタル」とか激しく観たいよなあ(苦笑)。
(逆に考えると「リサイタル」という言葉が似合う子が正統派です。「道重さゆみ」とかね。)

で、今はそういう制約から解放されている反面、アレンジが繊細になっており、そういうコールは入れる余地すらないです。まあ「レモン色とミルクティ」あたりだったら無理矢理入れることは出来るかもしれないけど、疲れるので止めといた方がいいかも(笑)。

同じく紙テープ飛ばすのも止めてね(苦笑)。

ちなみに1990年代前半にメジャーストリームだったCoCoあたりだと、もう今のロックバンド形式に代わっちゃっており、もうその頃にはその手のコールは消滅傾向にあった様な気がします(いや親衛隊はやっていたのかもしれないけど記憶には無い)。
今のハロプロの楽曲の多くは1992年前後以降のアイドルフォーマットを引き継いでいる部分がそこそこあるので、ちょっと無理かなあという気がします。その当時から増加傾向にあったダンサブルな振り付けとは合わないのです。

なのでこのあたりのエッセンスは、ハロプロ外伝的な存在である「時東ぁみ」が担っているのかもしれないですね。「発明美人とパインナッポー!!」とか。来月の本番がどんな感じになるのかは非常に興味はありますね。
まあビッグバンドは使わんと思うけど、エッセンスとしてね。