CDを売るということ(その2)

続き

とりあえず2006.02.02〜03付けで11位。先日試算した一人平均30枚購入はちょっとオーバーだったかな(笑)。それでもまだ11位なのはやっぱり「推定だから」ってのが影響してるのかも。
でも、週末に外資系CDショップでイベントがありますよね。「HMV」「タワーレコード」「新星堂」は最重要店舗のひとつといわれてますので(これは後述します)、その時にまたありえないくらいに上昇する可能性もある。但しその場で購入するシステムだったらの話で、もう既に発売日に(整理券を引き換えのため)購入済みだったら、たいしてアップはしないでしょう。
しかしバター(握手会で購入する分だけ繰り返し握手出来るというアレが)OKならば、必死な客が会場で大量購入なんてこともありますから、そこでチャートがアップするかもしれない。推定値だからそれに引っ張られるかたちで「全国で売れている」ことになるかもしれないです。

また、3月までイベントが続くのは「ロングセラー」感を演出し、プロジェクトとしての「ハクをつける」という意味もあってのことでしょう。「桜の花びらたち」という卒業をイメージさせるタイトルだからその戦略が可能だともいえます。
これらのすべては、当初の目的である「タレント育成プログラムを成功させたい」という意図であるとは思えますが、副作用としていたずらに必死系を増やしてしまうのではないかとみています。
ちなみに私は12月に2回ほど平日公演を見に行きましたが、相当にまったりとしており、いい雰囲気でした。でも今では平日でも整理券発行しているみたいですね。これで常設の会場があふれちゃうでしょうから、もう、ふらっと行っても会えないかもしれません。

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ついでに。
知人からメールいただいたので、その答えを。

まず宣伝力について。
ドコモのCMはこちら(首都圏)では結構流れていますよ。
大手はドコモ・電通セガがついてます。セガはどう動くのかは不明ですが。
また会場には「テレ朝」の「編成部」の花輪がありました。が、ただ特定のテレビ局が実権を握るのではなく、スポンサーや代理店を通じて幅広く宣伝して行くと思います。
また、ライブドアの旧社長のブログにも登場し、ライブドアでも何か動きたいと表明していましたが、それはどうなるかは不明です。

またハロプロの脅威になるか?ですが。
先日も書きましたが、やろうと思えば首都圏なら5,000人級の会場でのライブも可能なユニットに仕立てあげることも出来るんですよね。
でも当初の目的は「タレント育成プロジェクト」なので、今回はあくまでもハクをつけることが目的なのかもしれないです。
どちらに転ぶのかが今後の注目点ですね。

でもそうなったらそうなったで、待望の比較ユニットができますから、こちらとしてもやりやすいかもしれないです。

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話をこちらサイドに移します。

先週の、横アリで行われた後藤真希の「抽選でサインが当たる」CD即売会。
あれも試算すると、例えば3回公演で各1,000人、計3,000人が並んで5枚ずつ購入したら15,000枚もの売上になる。まあこれも私の想定のMAX値なので実際はこれよりも少ない(男の勘で7,000枚程度かなあ)と思うけど、これはこれで凄いことだと思います。
でもこれがオリコンにプラス査定となったかというと...どうでしょう?
結果的に売れれば何でも良いじゃんということもあるんだけど、ことプロモーションの観点からみると効果は無いに等しいんですよね。
ただ手売りが重要なセールス手法になっている演歌だったらそれで良いんでしょう。チャートから外れていても30万枚の大ヒットなんて話は未だに聞きますので。UFAはFC限定商品でも儲けてますから、考えが段々演歌チックになっているとも解釈できそう(笑)。

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さらに。

その昔、どこかの雑誌(「サイゾー」だったかな?)で「モーヲタvsジャニオタ」対談みたいなものがあって、ジャニオタさんが「娘。ファンは曲の善し悪しでCDを買うか買わないか決める」ってことに大変驚かれたことがあるんですよね。
逆に「ジャニオタは曲の善し悪しに関係なくファンなら必ず買う」ってのをモーヲタが驚いていたんだけど、俺はどちらかと言うとジャニオタさんの意見の方が賢いと思うんですよ。
(つーか、買わない割にはチャートみて一喜一憂してたりしてませんかね?)