秋葉原48@秋葉原

行ってきました。
あ、ちなみにこのプロジェクトには批判的ではないのでお間違えなきよう(苦笑)。

休日を避けたのは、私的に休日が多忙なこともありますが、落ち着いて観たいということと、平日は少ない観客の中でのステージングになるだろうから、その中でどれだけのパフォーマンスが出来るかということを確認したいからです。
それと「エースになりそうな子は誰か?」も。

勤務先から徒歩20分程度ということもあって、18:25頃会社を出て18:45頃に到着。忙しくない時に観たくなったら来れるっていうのがいいかも。
ロビーには女の子2〜3名がアンケートを配っていました。早速話しかけたところ、彼女達はいわゆる二軍で、会場内で配っている無料の小冊子(プロフィールおよびセットリストが載っているもの)には登場していないとのこと、「応援してください!」とのことなので「ネットで投票するのか?」と尋ねたら「私もよく知りません!」とのこと(苦笑)。ちなみに二軍でも相当可愛い。なので許します(苦笑)。一軍も現在定員割れ(20名)なので多分に彼女達は追加メンバーとかなのかもしれませんね。
ちなみに一軍の子達は話し掛けたり出来ない模様。いや個人的には距離感があった方が好ましいので、その方いいんだけど、そうでない方が好ましいと思える人もいるかもしれない微妙な雰囲気ではありますね。

会場は座席は60〜70名ほどで、立見のエリアもあり。ただ立見は販売していない模様。
入りに関しては最悪10名程度も覚悟していましたが、大体30名強といった感じでほっとしました。ただヲタ客オンリー。
ビルの中にあるライブハウスの宿命なのか客席1列目の左右に柱があり、全体をくまなく見渡すには1列目(あるいは2列目中央あたり)に座らないと不可能です。なので平日でも開演(18:30)前には並んだ方が良さそうですね。

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さて。 今日は無理に名前を覚えようとはせず、ステージ全体の流れ把握する程度に留めました。

感想については「良いか悪いか」と聞かれた場合、素直に「良い」と答えることの出来る内容です。

まず良かった点ですが、きちんと彼女達をアピールできる舞台設定やセットリストだったということ。無難なR&B調で格好良く見せかけたりせずに、単刀直入な解りやすいアイドルポップスでプレゼンテーションさせることはある意味勇気のいることですが、スタッフはそういった意味で逃げることなく真っ向から勝負していることに好感が持てます。
楽曲イメージは80年代という前評判(?)でしたが、聴いてみると明らかに1980年代以前というメロディライン&アレンジは2曲程度で、その他は1990年代の楽曲イメージに似ています。これは非常に好ましいことです。

それと彼女達は当然ながら真剣です。
これは、小冊子の秋元康氏の言葉の中に...

出演している女の子たちにとってここは学校みたいなもので、どんどん卒業していきます。

というコンセプトがあるようで、私自身ここはあくまでもプレデビューの場であることだと認識を持てるようになったことですね。
本来の意味での「プレアイドル」ですね。
ただ「スクランブルエッグ」によると具体的なことは決まっていないとのこと。
まあシステムを考える場合、最初にアウトプット(目的)ありきで考えますので、そんなことがあるとはにわかに考えにくいですが、まあ素直な心でそういうことにしておきます(笑)。
ともかく、そんな真剣な姿を見ていると楽しくなりますね。

パフォーマンスレベルは...

進化の途中から観客のみなさんに応援していただこうと

(「スクランブルエッグ」より)

...ということもあり、発展途上感はありますが、歌もちゃんと歌えてますし、程度としては丁度いい湯加減といった感じです。上手さだけ求めようとするとミュージックスクール風の発表会色が強くなるでしょうし、下手に割り切っちゃうとU-15風の発表会みたいな感じになりますので。

ライブの全体像は「うみのひ」さんのレポのとおり、初期の制服向上委員会っぽさが一番近いかな。なんったって当時の俺の一押しと(漢字は違いますが)同姓同名がおりますので(苦笑)。
ハロプロファンに解りやすく説明すると「ハロプロエッグが発表会を行ったらこうなる」といった雰囲気に近いです。

振り付けについてはモーニング娘。の様な激しさはないですが、アイドルポップス調の曲につく振り付けの延長上のものはあります。なのでハロプロファンならすんなり振り真似が出来ます。

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一方気になる点は。

秋元康氏お得意の番号制はともかく、名札っぽいものはあった方がいいです。一方、二軍の子は名札をつけていましたが本名は書いていなかったような。本名と愛称と両方あった方がいいですね。

あと全員MCの際、端にいるメンバーは柱が邪魔して見えません。折角のアピールタイムなんだから中央で話せるようにすべきですね。

とりあえずはこんなところです。

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その他気がついた点。

作詞は秋元康氏なのですが、肝心の作曲者・アレンジャーは公開されていません。

会場整理等は「本多芸能スポーツサービス」(笑)。例の「HGSS」のアレですね。 こんな小規模会場だから自前のスタッフで充分なんでしょうけど、何故かここに依頼しています(大きなお世話か)...夏まゆみ先生といい、妙な錯覚を感じます。

このあたりは徐々に明らかになるにつれて、大きなサプライズが期待できるかもしれませんね。

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多分に皆さん気になる女の子の質について。

まず衣装・メイクのコンセプトは一律してアイドルフォーマットに従っています。そういう意味では正に80年代ですね。
元々売り出し方なんていつの時代も本人の意思と関係なく流行で決まってしまうものですから、いくら売れたとしても本人にとってそれは不幸なことかもしれません。例えば倖田來未鈴木亜美の心を入れ替えたら、本人達はどんなに幸せだったことか(笑えません)。 ただここにいる女の子たちは素直に「アイドルをやりたい」という意志のある子たちですから、心配は無用でしょう。本来ギャル系でも売り出せそうな子も結構多いのですが、そういった子もきちんとアイドルフォーマットにしたがってプレゼンされていることに好感が持てます。こういうのが重要なんですよね。年齢とか関係ないです。

さて、「エースになりそうな子は誰か?」を探してみました。

ここでの最前中央にいる成田梨沙はまさにそうですね。
「大人好みの清純さ」と「健康的な色っぽさ」の両方を兼ね備えている感じです。SKiで言うところの吉成圭子っぽい感じですね。こういった子がアイドルチックに攻めてくると本当にクラクラきますね。おすすめ。

またエース...とまでは言えませんが、1980年代に一番近い存在なのが板野友美ですね。舞台ではそこそこのパフォーマンスを見せますが、MCでの初々しさがたまりません。ルックス的にも1980年代末期のコロムビアアイドルが大好きだった人にはたまらない存在ですね。おすすめ。

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終演後、彼女たちのお見送りを見届けたあと、会場にいらっしゃった「うみのひ」さんと途中まで一緒に帰りました(苦笑)。
週末の会場の状況などを確認。また、制服向上委員会の現状も。なるほどそうなるでしょうねえ...

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とまあこんな感じで。

夏まゆみ先生のハロプロ外の仕事では気軽に見られるものですので、お近くのハロプロファンも一度はチェックされることをお薦めします。
ただ「郷に入れば郷に従え」のことわざにもありますが、会場の雰囲気に合わせていただけると幸いです。ハロプロファンは多数であることでそれがスタンダードだと思いがちです。「ハロヲタはどこでもヲタ芸をする痛い連中」と思われないようにしましょう。

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参考サイト
「秋葉原48」の読み解き方(スクランブルエッグ)
箇条書き(<UL>)については「コンテンツが良くできてる」の一群は「未完成なものから〜」以外、正直あまり感じなかったです(笑)。
「さらにどういう人が来るのか」も下2つはどうかなあ(笑)?
「いくつかメモとして残しておきます」は同感です。