フットサル専門誌「Pivo!」の編集部のblogより

98日記」さん経由で、フットサル専門誌「Pivo!」の編集部のblogに吉澤ひとみが表紙を飾ったことに関する反響について載っています。

taku days

素晴らしい話なんだけど、気になる点も...

表紙だけを見て「そっちにいったか…」と思ってしまう人には、むしろアイドルフットサルを見てもらいたい。観客は、そっち方面のオタク系な人が多い。でも、雰囲気は僕自身も敬遠してしまうようなアイドルたちのライブとはかなり違う、はず。完全にフットボールスタジアムとなっている。日本で2試合行われたフットサル日本代表の試合よりも、一部の集客力の乏しいJの試合よりもはるかに大きな声を彼らは選手たちに送っている。その雰囲気は、現地を訪れたライターやカメラマンに、「(スペインで開催された)インターコンチネンタルカップみたいだった」とまでいわしめた。

基本的に今の若い衆は趣味がクロスオーバーしているので、双方に抵抗感は本来無い筈ですよ、きっと(笑)。
サポーターって、野球の応援団よりアイドルの親衛隊に近い存在だと思います。アイドルの親衛隊が消滅し始めたのが1992〜4年頃だったと思いますが、それは丁度Jリーグのスタート時期と重なるのも興味深い(笑)。サポーターの「コールリーダー」は元々親衛隊でも使われていた言葉のようですし。

(あと『オタク』っていう響きを毛嫌いする人がいるかもしれないけど、今フットサルを見てる人たちって完全な『フットサルオタク』だと思うんだけどな)。

ヲタ非難の姿勢は1980年代に流行った「自分をどういうポジションに置きたがるか」というつまらない遊びのリバイバルに過ぎないと思います。当時のネクラ・ネアカとか○金・○ビみたいな感じで。「おたく」もそもそもその延長線上にある言葉なんですよ。

本当に残念だけど、日本ではトップレベルの選手たちの技術よりも、彼女たちのルックスなどを含めた存在価値のほうが、現時点では遥かに高いのだ。(ただ、僕個人としては、選手のレベルよりも周りの認知度が低すぎるがため、ようは僕たちメディアの力量不足もあると思っている)

「アイドル」のはてなキーワードを執筆した人間としては「女子サッカー界のアイドル」や「フットサル界のアイドル」が独自に作れない現状が辛いところだと思います。ここでいうアイドルはマスコミ向けの「3」ですが、出来れば「2」の要素も欲しいところ。サッカー界はよく海外でアイドルって表現使うでしょう? 例えば「ロナウジーニョはブラジルサッカー少年のアイドル」ですよね? 同様にフィギュアスケート浅田真央ちゃんは小学生の憧れの存在ですよね?

スペインにいる彼はきっと怒るんだろうなぁ。

南欧はオタクの先進地域だからねえ(苦笑)。