Berryz工房/「Berryz工房コンサートツアー2005秋 〜スイッチ ON!〜」@東京厚生年金会館

行ってきました。

現場には16:30ちょっと前に到着。
うみのひさんが無事に券をゲットしたとのことで、同行者含め数名で地下のグッズ売り場付近などで開演近くまでまったりと情報交換。つーか俺が一方的に痛い話をしていた様な気がする。マジで申し訳ないです。

ロビー付近にはサイリウムを配っている人たちの中には、女の子たちの姿もおりました。親子連れを中心にサイリウムを渡していた様です。

私は2階の実質2列目の向かって左側で観覧。
2階最前中央は取材クルーなど。K太郎さんもいました。
18:37頃スタート。
オープニングVTRは年齢順で変わらず。

ライブはいつも通り淡々と進んでいきます。

21時までのシンデレラ」後のMCでは早くも菅谷梨沙子が一杯一杯。これは最後まで変わらず。正に「お姉ちゃん行っちゃやだ!」って顔をしていました。

全般的に想い出の一杯詰まっている曲の方が、やっぱりくるんだろうなあ...みんな総じてキレよりも気持ちで押していく様な感じでした。
そうではなくライブで...という曲の方が緊張感が勝るのか、いつも通りのキレはありました。
舞波ちゃん「かっちょええ!」のダンスは気合いが入っていたのか、本当に素晴らしいです。ちゃんと時間さえ与えてあげれば出来る子だったんだけどね。それを言っちゃあおしまいなんだけど、私的にはそのあたりで悔いが残ります。

その中でも夏焼雅のダンスはそんな状況でも的確に、スムーズに動いています。もう染み付いているんだろうね。多分にリクエストそのままのスタンダードなダンスを無意識のうちに身につけているのか、アクがない。彼女は天才なのかもの凄い努力家なのかはレッスン現場を拝見しているわけではないので知る由もないですが、上手い練習をしているなあ...それは伝わってきました。これはファミリー席で冷静に観ないと判らないかもしれません。

最初のヤマは「夢でドゥーアップ」の間奏。3組でまとまってじゃれ合って、その後みんな一緒になるという演出なんだけど、多分に隣にいたであろう徳永千奈美舞波の変わらない笑顔をまじかで見たのか感極まった感じで、ちょっとウルウルきていました。それは次の「安心感」まで続き、その後彼女からあの無邪気な笑顔は消えました。
ただ次のテクニカルなデビュー曲「あなたなしでは生きてゆけない」で随分救われましたね。

なんとか無事本編は終了。
アンコール待ち時間、カメラが客席側を向いています。これはDVDをお楽しみ...ですね。

アンコール後の進行は「Beautiful Pears」さんに詳細がありますので割愛します。
舞波は、こんなことを言っていました。

熊井友理奈の挨拶の終了後、一段と大きな歓声−
デビューしてから(長い間の)1年半。
一緒に歌ったり踊ったり、色んな経験を、ここにいるみんなと、一緒に活動できたことを、私は誇りに思っています。
今日で、みなさんと会うのは、最後になりますが、(悲しい顔)ではなく、「笑顔」でさよならしたいと思います!
いままで石村舞波のことを、応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました!
−歓声−
(すいません!)
これからもBerryz工房のことを、よろしくお願いします!

かっこ内は脳内補完です。申し訳ない。
早口で、笑顔で、闊達な感じで話してくれました。

もう最初から最後まで舞波もみんなも涙を見せないって約束して望んだんでしょうね。そんな健気な気持ちが伝わってきます。
それでもMCでは友理奈梨沙子は泣いています。
アンコールは桃子が引き金を引いちゃったのか、「Bye Bye またね」では全員が涙。
でも最後は目一杯の笑顔見せて去っていきました。

高校生以上のお姉さんともなると、涙はリアル/バーチャルを問わず「別れ」だったり「失恋」だったり...いや、いやらしい話「商売道具」や「女の切り札」だと思うんだけど、まだこのジェネレーションはそういった回路が上手く発達していない時期。だから一見あっさり目には見えますが、これはそんな制御出来ない涙でライブが台無しになるのことから逃れる為の(彼女達なりに色々考えた上での)最善の策だったという印象でした。

私的には、ある意味自分たちの「都合」を犠牲にしてまでも、素晴らしいライブを見せてくれた努力と成果の両方をほめてあげたい...って気持ちだけが残っています。

終演後、ロビーでK太郎さんと俺たちの「アニキ」が固い握手。肩組んでおりました。
私はサイリウムを回収している人に「頑張ったね」と握手。いい顔してました。

会場付近では広場が無いため車道にまで人が出たりするくらいにごった返しておりましたが、燃え尽きたのか呆然と何かを見つめているひと、人目をはばからず大泣きしている大の大人の野郎や女の子たち...それを興奮しながら慰めている友人達、舞波ファンの胴上げ...余韻を肌で感じながら会場を後にしました。