PCオーディオ

山之内正のデジタルオーディオ最前線 − Phile-web

USBオーディオ」「PCオーディオ」...まあ何でも良いんですが、楽しみ方は大きく分けて二種類あります。

ひとつは、DTM用(業務・趣味用途)に作られたオーディオ・MIDIインターフェースを使って楽しむもの。
もうひとつは、USB接続が可能なDACやデジタルアンプなどで楽しむもの。

どちらも再生用途で使用可能です。そういう人は俗に「聴き専」と呼ばれています。

どのオーディオ雑誌を手にとっても、最近はこの手の記事が(小特集レベルですが)取り上げられつつありますね。USB-DACが増えてきたことが要因なのですが、特集の方向性がよくわからないものが多い。

金持ち相手なら高級USB-DACオンリーでも良いのですが、もしこれが「最近の若い子は良い音で聴く習慣がないのでは?」といった視点ならば、むしろ安価なDTM用のインタフェース中心でもいいかなと。というのもDTM派は原音志向なので安価であってもしっかりしている機器が多い。本当は2万円弱のオーディオインターフェースで十分なのに、雑誌の情報を鵜呑みにして高級DAC+ヘッドフォーンアンプを買わせられちゃう人が続出するかもしれません。

で、このサイトの出版社のターゲットは本来高級志向なのですが、連載自体はビギナー寄りかもしれないです。まあでも、高級機器最強!みたいなのが顔を出したら要注意かもしれません。

それよりもiPodFLACが使える様に圧力をかけて欲しいですね。>業界