近況系(2009.12.07)

続きみたいなもの。
「追跡!AtoZ」見ましたよ。

ここでも書きましたが、物理的に頭いたくなったので、軽い夕食をとってPC録画準備後に就寝。起きたらNHK好きの嫁が偶然見ていたようで「こんな番組やってたので途中からだけど録っておいたよ」と。ありがたいねえ。

感想ですが、思ったよりもNHKが彼らの目論見をオープンにしていたので驚きました。
何らかの交換条件でしょうか?

まず、フォーマット販売はそんなに珍しくない。海外版の「IRON CHEFF」はフジテレビ721あたりでもやってましたよね。いかにも米国っぽく、食材の使い方が結構滅茶苦茶で逆に楽しい番組でした。あと「からくりテレビ」の最初のコーナーのVTRは、ビデオ投稿番組のノウハウをフォーマット販売し、結果向こうで仕入れることの出来たコンテンツを逆輸入して使っているんじゃないかな。「ヘキサゴン」も旧バージョンの方はフォーマット販売されているようですし。

このケースはそんな番組のフォーマットではなく、飲食店のフランチャイズのライブハウス版みたいなものなんでしょうね。

海外のカンファレンスでは、日本の文化を輸入してビジネスに繋げたい意思を持ってているバイヤーたちが集まりますが、そこでは主に映像作品やキャラクターグッズのライセンスを狙っているはず。

そこに、ある日本人達が出演メンバーと楽曲が固定されているライブハウスの企画を持ち込んできた。そこに出てくるアーティストは素人然とした女の子たちを想定している。その日本人はそれを「アイドル」と呼んでいる。でもピンと来ない。なのでプレゼン的にライブを披露したと...いう流れ。

見ていてある初歩的なミスに気が付きましたが、ここでは書きません。
というか、この初歩的なミスの穴埋めに日本のファンが大金をつぎ込んでいるのかと思うと。

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そもそも台湾や韓国の若手女性歌手を脅威に感ることも、私的にはおかしな話です。トレンドの発信源はあくまでも日本ですし、ファンも本場は日本だってことは認識しているはず。これはジャズやレゲエのファンに「本場(聖地)はどこ?」と尋ねて「日本」と答えることはまず無いのと一緒です。

なので、国内で足を引っ張るようなことはせずに、全体的なムーブメントを海外にどう発信していくかを考えた方が遥に利口ですよねえ。

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一方、我が軍の世界戦略ですが...
放っておいても、どこかが何かやろうとしているんじゃないですかね(笑)。

ただ、その場合は、映像やゲーム・キャラクターグッズなど、向こうサイドが明確に欲しがっている手法でオーソドックスに対処するのではないかと。

そんな今日この頃。