カレン/「泣くなオカメちゃん」(その2)

世の中、ピュアなストリートライブからブレイクした人なんて多分に皆無なんだろうと思います。まあ基本はいかに心地よく騙されるかなんでしょう。なので実際に何度かやらせてみて「最近、ストリートライブで演歌を歌っている話題の女の子がいる」といったところまで持っていくのがセオリーだと思うんですよ。

ところが、始まって一回目なのに、早くもスポーツ新聞の記事になったらしい。

カレンがストリートライブ開始…つんく♂注目の演歌女子高生(スポーツ報知)

 音楽プロデューサー・つんく♂注目の演歌歌手志望の女子高生・カレン(15)が22日、東京・JR有楽町駅前で、メジャーデビューをかけてストリートライブを開始した。

 雨の中、制服姿で「泣くなオカメちゃん」を熱唱。1か月で同曲CDを1000枚売り、体重を56キロから40キロ台まで落とすのがデビュー条件。まずは約15枚を売り「やるしかない。第2の美空ひばりさんになりたい」とカレン。モー娘オーディション落選後も演歌歌手の素質に目を付けているつんく♂ は「ハングリー精神で臨んでもらいたい」とエールを送った。

「志望」とか「つんく♂注目」とか「落選後も演歌歌手の素質に目を付けている」とか、アマチュア風に必死に仕立てている割には、どこか間抜けな記事になってます。

あの「川嶋あい」ですら、もうちょっと上手くやったと思うんですけど...

それよりも、ダメダメな点は、目標は言われてやるんじゃなくって、自ら課すものですよね。じゃないと本当の意味での支持者が生まれないと思うんです。なのにここでバックに胡散臭い人がいることを暴露しちゃったことで、ヤラセ感満載になっちゃっている。

というか、ASAYAN病かもな...
(50k→1k)

もうそんな時代じゃないのに...