エア発注(Buono!編)(その2)

今回は、一転して、泣きのメロディーが入ってるロックを中心に。

The Beatles/And Your Bird Can Sing
多分にパワーポップの元祖はこのあたりに辿り着くのかと。

The Flying Machine/Smile A Little Smile For Me
「泣き虫ロック」って言葉が1960年代にあったらピッタリだったろうな。

Nick Lowe/Cruel To Be Kind
「理解して>女の子」の元ネタのひとつ。
これは「泣き虫ロック」というより「青春甘酸っぱPOP」かな。2002年くらいまでのハロプロ(特に石川梨華系作品)はこの「パブロック」を意識したものがある。

Elvis Costello/Accidents Will Happen
前回より、ちょっとだけ後の作品。パンク度が薄れ、ニューウェイブ度が高くなっている。

Prefab Sprout/Appetite
Prefab Sprout/Bonny
Prefab Sproutも泣けるね。
Buono!に合うか別として(笑)。でも、この後のロックシーンに影響を与えているグループのひとつではある。

The Lilac Time/American Eyes
The Lilac Time/The Girl Who Waves At Trains
ルーツオブシリーズを書く時点では満足にアップすらされてなかったので紹介しなかったけど、「The Girl Who Waves At Trains」は「桜チラリ」の元ネタのひとつ(多分)。今はレコード会社自らアップしているので嬉しいね。こちらも以後に影響を与えたグループのひとつ。

        • -

とりあえずこんな感じです。
多分に、今のアレンジャーさんは「The Stone Roses」以降の世代だと思う。なので、それより前の作品を集めてみました。

私自身、それ以降は時代的には自身の青春時代は過ぎちゃっているので(笑)、もし気になる曲があれば、誰かにやって欲しいところ。米英欧問わずでいいので。
とりえず、参考例として、私的にぱっと思い浮かぶ曲はこんな感じ。

The Stone Roses/I am the Resurrection
4分あたりまでが特にキャッチー。

Matthew Sweet/I've Been Waiting
これはアニオタ作のOPVじゃないよ。
オリジナルです。
彼らは米国ですが、距離感が縮まったこともあり。昔程「US vs UK」感はない。

Blur/Girls and Boys
Blur/Parklife
明るい「Cold Turkey」というイメージ。このあたりの感覚は「ロッタラ ロッタラ」に近いですかね。確かにシングル曲の中では「ロッタラ ロッタラ」が一番ブリッティッシュ感があるしね。あ、ZEPPから曲名を拝借したということを抜きにしてです。

Supergrass/Alright
この曲は好きだわ。

とりあえず、キャッチーな曲を中心に選んだけど、もっとメロディアスな感じでもいい。
ただ、鬱々した感じだとダメ。山盛りアレンジで何が伝えたいのか判らないのも、あんまし好きじゃない。