ハロプロエッグブログ閉鎖に関して(その2)

続き

トラックバックしようと思ったんだけど、向こうもトラバしていないので、避けます。
なので、ここだけ読んでる人には脳内レスみたいな感じにみえるかもしれないですが、申し訳ない(苦笑)。

まず「この機会にみんな一緒に書くほうが良いんじゃない?」ってのは個人的には疑問です。
ってのは、ポケモーでよく展開している「コンサート日記」ってのがありますが、娘。ベリキューのどのユニットでも「書ける人」と「書けない人」がいます。娘。ベリキューにいたらそれは個性で済まされますが、エッグの場合はそうじゃなくなりそうで怖いですね。今までのシチュエーションでは「演劇やるなら、これを機会にブログもやってみる?」という感じで、それで続けることが出来そうな子だけ続けているのが、今までの流れです。

「閉鎖的なほうが問題が起きないからいい」ってのも疑問です。花音もブログにイマドキな言葉を使いますが、一般的には隠語として卑猥な意味がある言葉でも、使っちゃうことがあります。それは閉鎖環境か否かには依存しません。
それと「ヒトラー」事件はSSMの台本じゃないかな?...テレビは認められた業者のみが許される特権だからこそ、不快なものは避けるべきなのでしょうが、ブログは目的が限定されるコミュニケーションであり、かつ表現の自由も保障されるべきものですので、本来はそこまで気にしなくてもいいはず。
確かに、無名の新人タレントが問題発言を起こして、それまで彼女の存在すら知らなかった一般人が罵倒しまくるという状況は過去にありましたが、ある種のヒステリックな精神状態が招いたものですし、むしろそちらの方が社会的に危険な兆候かもしれないってのは、スマイリーキクチさんの件で判ってきたんじゃないですかね。

「娘。ベリキューはブログやっていないじゃない?」ってのは、もともとファン母体が既にそこにあるからです。女優を目指すエッグメンの母体はその中にはいない...訳ではないですが、大票田である「歌手には興味ないが女優には興味のある」人は母体にはなっていません。その新たな母体を得る手段は、その人たちのライフスタイルに添う必要があります。
ただ、娘。ベリキューがブログをやらない理由は他にもありそうで、それは、ブログの方が遅れてやって来た文化だということ。また、他社のタレントがブログ(のヒット数)をプロモーション手段にしている状況を壊したくないってのもあるでしょうね。変な話かもしれませんが、狭い世界でしょうから。

「外へのアピール(情報発信)は新人公演があるのでは?」ですが、あれこそが内輪(既存ハロヲタ)のためのイベントかなと。もともとはエッグオフというオフ会のメンバーが中心になって集めた署名活動の中に、確か「発表会をやって欲しい」ってのがあって、そこから始まったイベントだと思ってはいます。なので、例えば「セットリストの事前公開」は、そういった発表会では良くある手法ですし。
それと、新人公演日記の方が先にFC限定になっちゃいました(笑)。覗くと相変わらずのつまらない日記ですね。

エッグは”ハロプロエッグの名のもとに”もっと多様化すべきです。ってのは、エッグメンに「歌って踊れないとダメ」みたいな重石を載せてしまうと、我々には見えない別働隊を作られちゃうからです。実は過去にそれはあったんです。HAPPY! STYLEは見ることの出来る別働隊だから良いのですが、そうじゃないものがあった。いや、今もあるのかもしれない。
なので新人公演で彼女達の全てを判断しようとする動きは、私は危険かなと思っています。そのためには、もっと(表現悪いですが)在宅さん達に彼女達を見る機会を与えて欲しいと思っています。それは例えばテレビドラマの子役とか、映画出演とか、ジュニアファッション誌のモデルとか、アニメの子役声優とか...もうちょっと広義のアイドルファン向けのものです。
ただ、昔も今後もFCは現場(コンサート好き)の人のためのものです。これに固執しすぎて、在宅さんの機会を奪うのは勘弁して欲しいですね。

以上ですが、私は単純に「ブログを無くすな」ということを言いたいだけではなく、「歌って踊れない子はハロプロに非ず」みたいな風潮に釘を刺したいってのもあるんです。
物事には「因果関係」ってのがあり、思惑はひとつで、事象は繋がっているってのを頭に入れておいて欲しいところです。
今休業中のあの子も、もし踊れないままなら、多分に引退でしょうね。それで良いですか?
少なくとも帰る場所を作ってあげたいってのはあります。