未成年についての虚構と現実(その2)

つーわけで、「(その2)」ですよ。

前回とは全く違う話で恐縮ですが、能登有沙小倉唯が今週末、初音ミクのイベントに出演するようです。

「これって何の経緯か知ってますか?」と尋ねられても困りますが、この件を楽器業界からの視点ではなく、ゲーム業界に限ってみると、ゲーム界でのアイドルタレントが望まれていそうな予感はあります。エッグオーデでも一時期「ゲーマー募集」ってのはありましたし...とはいえ、評判がよければDTM分野での今後の展開も期待できなくも無いかな...とも予想はしています。

んで、その際、一番考えられそうなのは、製作会社にハロヲタさんがいて「ハロメンを使ったVOCALOIDを作りたい」...うーん...どこかで聞いた話だな(苦笑)。

その際は、ベリキューメンなんて良いかもしれませんね。というのもユニットだから。今までソロだったのを複数ボイスをパッケージすることで、世界観がぐっと広がるかもしれません。というか単なるお買い得感だけかもしれませんが(笑)。
それと、子供の声が欲しいってのはあるかもしれない。アイドルに曲を作ってみたいとも考えている人からの支持も高いと思います。プロ・アマチュア問わず。

んで、そういうのが発売されたら、音源マニアとかだけではなく、ハロヲタさんも飛びつきますよね。間違いなく。もともとクリエイターのハロヲタ率は高そうなので、素晴らしいツールが登場しそうな予感ではある。

ただ主目的である「歌わせてみた」みたいなヤツばかりではなく、こんなときにも威力を発揮しそうです。いわゆる妄想スレが立ち上がったら、職人さんたちがそれをモチーフにしたネタをアップしまくる...というヤツです。初音ミクはやや機械的な音色なので、多分にこの手の用法は少ないと思いますが、声の主によっては自然な会話を作ることも不可能ではないはず。

例えばこんな感じ...

○原「愛○ちゃんのここって桜色でとってもかわいい」
鈴○「やだ...はずかしい...」
○島(ナレーター)「そして二人は唇と唇をそっと重ねるのであった」

俗に言う「桜チラリ」っつーやつですなあ。

以上。

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うーん...こんなダメな終わり方をすると、「前回の『未成年者の人権は守りましょう』ってのはどこに行ったの?」みたいな批判を受けそうですな。

というか、上記の会話例は私の本心ではありません(多分)。一応コラム上、止むを得ず掲載しているものです(多分)。というか私がイチイチ考えなくとも、こうなっちゃうのは目に見えてます。

ただ、私はこういった行為を闇雲に非難したくもない。それは次回をお楽しみに...かな。

それともうひとつ、他ジャンルのヲタさんたちに「ハロヲタはこれだからダメだなw」的なバッシングを間違いなく受けそうなことかな。そのカラクリも次回で説明したいとは思います。