未成年についての虚構と現実(その1)

今年になって気になることがひとつあります。

それは、18歳を迎えるベリキューメンバーがいること。

18歳になると、21時の壁がなくなりますね。とはいってもハロメンは全員、たとえ0歳であっても21時以降の番組生出演可能です。まあ大人の事情でそうなっています。
ただ、良いことばかりではありません。

17歳までは法律的には『児童』とみなされ、法律的には保護されている存在です。でもそれが外れてしまう。不祥事を起こした場合、20歳未満であれば、まだまだ保護者の責任ではあるものの、事実上...というか報道上「18歳以上から自己責任」と錯覚してしまうことが多々あります。

例えば未成年の有名人に対する飲酒や喫煙に関する報道は、18歳未満の児童についてはほぼオミットされますが、18歳以上になると「犯罪」扱いとして報道されてしまう。しかし、20歳未満の飲酒や喫煙に関する法律は本人を罰するものではありません。むしろ監督する側の責任を問うものですが、実態は異なっています。

さらに、恋愛に関する報道も18歳を境にオープンになる傾向がある。これは事務所が20歳未満は恋愛NGとしていると、それを逆手に取られてしまうことが多い。

といったことから、私は18歳と19歳を『暗黒の2年間』と呼んでます。
つーか、今思いついたんですけどね(苦笑)。

このあたりは所属事務所はどう考えているのでしょうかねえ?...ただ、これって事務所云々の問題ではなく、個々のメンバーがしっかりすればいいだけの話のような気がします。そしてファンも動揺したら負けのような...ただ、娘。から移ってきたファンは免疫あるだろうけど、ベリキューが初めて...だとちょっと厳しいかもしれませんね。ものすごく変な話ですが、今からショックを和らげる練習(?)はしておいた方がいいかもしれない。これは別にSTK風の脅迫ではなく、例えば5年間に範囲を広げた場合、必ず何か起きるだろうとは思ってはいます*1

ただ、私的には管理主義的に「起きないようにする」のではなく、「あくまでも個人のプライベートは守る」ことと「未成年には罰則が無い場合にはそれをきちんと説明する」ことが大切だと思っています。要は「未成年者の人権は守りましょう」ってことです。そして、理不尽な報道・掲載に対しては、ファンはスルーし、事務所は業界団体を通じ訴訟を起こしていくことで、やがて解決していく話ではありますね。
そしてこれらが、ゴシップ誌が売上を伸ばすためのネタならば、どうしても見たい人は、立ち読みや、アップされたスキャン画像を見ることで売上部数は落ちます。あ、これは出版社に対する営業妨害ではなく、そういうことが既に起きてますよということです。

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以上ですが、タイトルが何か変ですね。
「(その1)」ってことは「(その2)」があるのかな?
単なる気まぐれかもしれませんな。続かないことが多いし(苦笑)。
それと、虚構って何だよ。

*1:例えば、ヒトラーの件は児童だから小ネタで済んだものの、18歳以上ならばもっと派手に報道がなされていた可能性が高い。