能登有沙/「コミックマーケット75」@東京ビックサイト

ちょっと遅れましたがレポです。
約20年ぶりのコミケだ。

私は(知人らが先行で並んでいることに甘えて)7:30過ぎに家を出て、りんかい線利用にて8:40頃到着。さらに最後尾に並んだのは8:50頃です(割り込みせずにきちんと最後尾に並びましたよ)。会場から直線で5〜600mくらいのところの橋の上だったので見晴らし良好で晴天なので意外と暖かい。前には2〜3万人は並んでいる印象です。私は西館+企業ブース+コスプレ列に並びましたが、それとは別に、東館の列も別途あるので、この時点で総じて5〜6万人はいる感じかな(プラス、サークル参加者ですね)。

印象深かったのは整理担当スタッフ(オレンジキャップの人たち)の少なさです。会場内はそれなりにいますが、待機エリアでは2〜3千人にひとり程度といっていいくらい。それで上手く回っているのはスタッフと一般参加者の経験の蓄積の賜物なんでしょうね。急いだり走ったりする行為を抑える工夫は、途中にいくつかある待機エリアを上手く使って何度か列を停止させたことに尽きる*1。という訳で開場50分程度(10:50頃)で入場出来ました(このスピーディーさは20年前も今も変わんない)。

んで、スペースに到着すると、もう売ってました(笑)。最速で辿り着いた方の話しでは、開場時間から販売はしていたようです。知人の話では在庫は160冊入りのダンボール3箱分といった模様。

売り子は10時台は枝川みるる、11時台は坂田奈穂子、途中長めの休憩時間をおいて、13:30〜14時台くらいから完売までが能登有沙というスケジュールでした。枝川+坂田で1箱、能登で2箱捌いた感じです。握手はなく、手渡し+2言程度といったあんばい。
枝川+坂田では並ばなくても購入OKでしたが、さすがに能登の時は(休み時間の関係もあり)販売再開時には相当な列が出来たので、コミケスタッフさんが手際良く会場外に列を作り直し、10名程度ずつ売り場に向かわせて購入というシステムに変更してました。この光景は20年前にもあり、予想外に混雑してしまったスペース対策はマニュアル化されていると思われますが、その手際の良さはさすが百戦錬磨のコミケスタッフさんという感じですね。

長めの休憩時間をおいた理由はなんとなく解りました。当初よりも1時間早く販売したこともあるでしょうが、要はコミケで販売する映像が欲しかったのかなと。さすがに午前中はめちゃ混みですので、14時あたりを狙ったんでしょうね。
(オレンジ色のキャップですぐ判別出来る)コミケスタッフも終始協力的でした。というのも、休憩時間の護衛的なものまで行っていましたし、その方々は(4〜50歳くらいの)はかなりベテランでしたし。きっと映像もコミケのPRも含めたものになるのだろうと期待しています。

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以下はこぼれ話系。

能登ちゃん+ルーキーズと、野口社長+取材スタッフさんの休暇エリアは特に用意していなかったようで、会場横の空間(野外の人気サークル列の出来るスペース)を使っておりましたが、そこは我が軍(笑)の談笑エリアでもあったので、かなり長い時間(正味1時間以上)この3名と10m以内の至近距離という普段のハロ現場ではあり得ない状態が展開されておりました。ふと見ると我が軍の空気が何だかおかしいぞ。能登有沙のマジヲタさんたちみんな背を向けたりしてる。理由はどうやら「休暇中だからそっとしてあげたい」系のやさしさから来るものらしいのですが、振り返ると5m先に天使が微笑んでいるのに振り返れないもどかしさに悶絶しまくりのご様子でした。俺は腐れDD(笑)だから普通にチラ見してましたけどね。
その能登ヲタ常連さんたちは、みるる+坂田くんで1〜2冊購入し、能登ちゃんで1冊という感じでループせず。能登ヲタ常連さんはほんとファンの鏡だわ*2。聞くところによると多くはエルダ方面系で、ワンダ流のガッツキや追っかけをかなり下に見る感じですね。実は取材で2度ほど能登ちゃんは消えるのですが、さっと追っかけていった必死系が2〜3名ほどいて、みなさん結構怒ってました。「仕事の邪魔をしにいくようではファン失格」とも言ってましたね。

能登ちゃんは普段もあんまり変わらず、裏表ない良い子だなあ...という印象。ちっちゃいエッグは大人っぽくなりたいのか、ヲタの持つイメージとのギャップが凄いですけど、能登ちゃんはそのまんま*3。ルーキーズもリラックスしていました。ただ角川書店系スタッフさん(?)やコミケスタッフはガードが固くピリピリした雰囲気(笑)。といえども場所的には戦利品を自慢するようなスペースなので、アニオタさんと同化状態。1m横には座り込んでリアル同人誌を読んでるひとたちもいる。ただ、途中で雑誌かWeb系ニュースサイトとかの取材が入り、撮影を始めると、周辺のアニオタさん達が「誰?」って感じで何度もチラ見するという光景も。2008.01.04のガンダム特番で彼女の正体に気づいてくれると嬉しいですね。

私と常連ヲタさんたちは、販売完了後、ブースをお貸しいただいたみなさんに軽く挨拶して、上の企業ブースと東館を知人と散策して帰宅しました。
スターチャイルドのブースでは、ちょうど堀江由衣さんのビデオメッセージが流れておりましたが、能登ちゃんのえらいひとさんが「誰?」と言ったので「この前のクリスマスイベントで石原&小倉コンビで披露した『やまとなでしこ』の中の人ですよ」と説明。「森咲樹ちゃんが似ているとよく言われている声優さんが彼女です」とも。ただ「結構可愛いね...つーか、何歳?」という質問には「うーん...永遠の17歳ですよw」と答えておきました(苦笑)。能登ちゃんもそう聞かれるようになったらビッグになった証拠ですね。頑張らないと。

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以下は普段コミケに行っているヲタさんへ。

実に久しぶりにコミケに行きましたが、昔と変わんないですねえ。
ただ、サークルスタッフは高年齢化が目立ちました。なんだか同窓会に来た気分です(苦笑)。
トイレは比較的綺麗だったし、マナーはむしろ良くなったと感じます。

当時と違うのは男女比かな。私が行き始めた時代はいわゆるロリコン同人誌(美少女同人誌)がブームで男性優位だったのが、キャプ翼ブーム以降、一気に女性優位に逆転しました。今「ガンダム00」のキャラクターデザインをやっている高河ゆんさんが同人誌界で話題になりはじめたのもこの頃だったかなあ。私はその頃でやめちゃいましたが、久しぶりに行ってみると男性客も結構多い印象ですね。企業ブースのおかげなんでしょうか?...その企業ブースですが、朝の入場の際、そちら行きの方々(主に男性)が結構走ったりしていたのが残念です。やっぱ目的意識のズレなんでしょうかね?...あっちに慣れちゃうとハロプロファンのコミケに対する認識も、ハロプロファンに対する評判も悪くなってしまうかもしれないですので、逆に今回のケースはこれで良かったのかもしれないですね。

それとエロ同人誌の作画と一般同人誌の作画が昔と比べると近づいているのか、見分けがつきにくい印象。これは単に私が今風のキャラを見慣れていないからかもしれませんが...

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私以外の感想もついでに。
コミケに来ている人達の印象については「俺たちとそんな変わんないなあ。見た目は。」でした。
それだけでも凄く意義があったりするのかも。

*1:会場内でもUターンエリアを長めにとるなど、集中緩和策が多く設けられていますね。

*2:そういえば、三越イベの頃の℃-ute現場も似た様な感じでしたね。

*3:リアルうさちゃんのような格好でライブ見学に来ていた道重さゆみ先輩も同じですね。オタク属性を持っていそうな子は似た印象がある。