道重さゆみ

多分に問題発言と言われている箇所は、痛井ッ亭さんのところにあります。

同感ではあるのですが、同様にはっちまんさんの意見も理解できます。

以下は私なりというか、私ならではの解釈ですが...

モーニング娘。の、特に4期以降は、タレント育成プログラム的な要素を強く打ち出していました。「加入と卒業」のパッケージ化というかワンストップ化というか。その時代は、歌が上手いメンバーと、歌唱力よりもタレント性を重視したメンバーを(少人数ながら)幅広く採用しようという姿勢だったと思います。
ところが、歌番組の露出を絞ったことや、飛び入り参加型オーディション「ラッキー7」「HAPPY8期」オーディションの失敗*1や、さらにタレント育成は他のオーディションが受け持つことにより、ユニットのあり方自体が問われようとしているのかもしれません。

残されたものは、もう一度、歌で勝負したいと言う気持ち。
それはファンよりも先にメンバーが感じているのかもしれませんね。

ただ私的には、別に全員が全員それを目指すのではなく、自分の信念を持てば良いんです。アーティストなんだから事務所とは対等にやっていけばいい。
でも、まだ若いのでみんな横一線になりたい気分はあるかもしれない。それが焦りにつながっているのかなと。そのフォローは昔は上手く行っていたと思うのですが、今は誰も気づいていないかもしれない...

まあ、そんな感じですね。

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もうひとつ苦しめているもの。

今、構想というか妄想というか、考えていることがあって、「萌え」と言うキーワード自体終わった感があるのですが、代替する言葉が見つからないため仕方なく「萌え」にしますが(只今募集中(笑))、ハロプロ曲(≒つんく♂曲)の苦手分野は「萌え」曲かなと。具体的にどんな曲が「萌え」なのかは後回しにするとして、客だけではなくサウンドもコントロールしないと難しい世界かもしれない。

それと、ハロプロは基本、体育会系ですよね(笑)。でも文化系のメンバーもいる。そこを上手く表現してくれる何かが足りないなあ...と。
文化系の代表格は能登有沙ですが、カミングアウトしたことで上手くそのあたりをクリアしています。ソロレベルのオリジナルソングは与えられてはいませんが、まあ時間の問題かなと。ただその個々の楽曲につんく♂さんが絡むということは期待していないところではある。
さらに、体型的に萌えポジションの紺野・仙石ラインもあったりして、実は音楽ガッタスが意外に上手くいっているのかもしれないですね。先ほどの話を蒸し返すとタレント育成プログラムは音楽ガッタスに移っているのかもしれません。

道重さゆみはその部分でも、もがき苦しんでいるのかもしれませんね。つんく♂さんが彼女のアーティストイメージを握っている限りはどうにもならない部分もありますが、久住小春能登有沙のような一歩飛び出だした何かがあると、その苦しさから解き放たれるのかなと。今はラジオだけなんですけどね。

とまあそんな感じで。

私的には道重ちゃん推しなのは、まあもちろん体型推しではありますが(笑)、そういう部分でハンディキャップを持っているメンバーに興味が沸くんです。

*1:歌唱力重視をアピールしすぎたことと、事前チェックなしの飛び入り参加形式のために、オーディション荒しっぽい人たち、具体的には他社の息がかかっているスクール生・オーディション掛け持ち・ロコドルなどにかき回され、辞退者や落選が予想出来る参加者が続出し、結果、該当者なしあるいはタレント性重視にシフトせざるを得なかったように見えました。