アルファブロガー

エレンさん

アルファブロガー(A-List Bloggers)ってのは、その世界で影響力をもつ発言が出来る方ですよねえ...ハロプロ界隈で例えると、現場の情報収集力があって、大手ニュースサイトの元ネタになりやすい方とか。なのでその世界なりの、そういった人物がいるはずで...だからといって、こちら界隈ではそういう人達が威張っている訳でもないですしねえ...権威をひけらかさないとアルファブロガーにはなれないのかなあ?

それでもいくつか考えてみますね。

ブログだけが情報源ではない
ぶるふぉぼ。さんのこのエントリーはブログではなくブックマークですけど、重要な情報源ですよね。
こういった感じで、ブログだけではなく、オフィシャルサイトや、有志のニュースサイトや掲示板、そしてブックマークやアンテナも含めた情報源によって我々は動いています。
逆に考える巡回志向に陥りやすく、検索やサーフィンのプライオリティがやや低いかなという気もします。

その世界の住人の継続的な支持が得られなければ、A-List Bloggersにはなりえない
つまみ食いしながらああだこうだ言っている人たちは、都度槍玉に挙げられるだけで、その世界での支持は得にくいでしょうね。
一般人のアイドルに対する印象は「可愛い」「ブス」という指標であったり、あるいは「こいつら裏で何やってるか分からない」とか「仲悪そう」といったフレーズが踊るかなとは思います。そういった他愛も無い発言に対して槍玉に挙げるなんて行為はフェアではありませんが、人気ブログ(およびそれを目指している方々)がそれをやったら問題視されることは必至です。

議論しあう風潮が薄い
言い換えれば「全てのファンが議論したいわけではない」。というのも一般層に食い込んでいる趣味だからです。議論する暇があれば体を動かしたいって人も大勢いる。極端な例ですが、最近いくつかの現場でいざこざがあるようですが、それも一般人だから良いヤツもいれば悪いヤツもいる。なのでもっと厳しく接しないと客減りますよ。>現場スタッフのみなさん
そういった意味でも、ハロプロ界隈はブログだけではなく現実に現場で出会う可能性のある世界ですから、ブログ間で閉じた議論に没頭しにくい側面もあります。だからこそ読ませるテクニックがあるのかもしれませんが(笑)。

ヲタ思想をサブカルチャーファン向けに噛み砕ける人が少ない
こういうタイプの人は、ネクストブレイクに先回りする傾向はあるが、円熟した趣味の世界には居続けない傾向もありそう。

以上です。

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以下は補足というか、周辺事情&今後起こりそうな予言というか。単なる雑記というか(笑)。

私が「巡回>検索」と思っている理由としては、検索ランキングからご無沙汰な割には、Yahoo!の芸能トピックを見ると「里田まいスザンヌ木下優樹菜」といったトレンディーなカテゴリに加えて、いまだに「つんく♂ファミリー」「モーニング娘。」があるからです。アクセス数の少ないカテゴリは除外するはずなのに、この状況ですので、ここを巡回先のひとつに利用している人が結構多い...とは推測できそうですね。
(ではなく、公募エディターの編集回数等で決められているのであれば、私の意見は間違いかもしれませんが...)

その懸案事項になっているであろう浮動層(あるいはサブカルチャー好き層)へのアピールは、やがて起こるであろう真野恵里菜のブレイクの過程でもう一度見直されていくことを期待していますし、彼女の外部への進出の状況によって、一時的に「可愛い」「ブス」レベルの人達とコミニュケーション出来る機会が増えていきそうですね。ただ、そこから一歩抜け出して積極的に関わろうとする方はもう「可愛い」「ブス」レベルでは無いはずです。

そしてその過程では、アイドルウォッチャーを名乗る人物の「真意的には褒めているのは判っているんだけど、勘違いや思い込みもあってイマイチだなあwww」と思しき文章が、世間の方々が結構読まれている雑誌に掲載されるはずです。その時に、その記事を非難するか否か...迷うところではありますね。
ただ、そのことはライター諸氏も知っていて、あえてハロプロを避け、編集者がハロヲタのライターを探す...といった流れになるかもしれません。
そう考えると、アイドル雑誌よりも(アニソンも含めた)音楽専門サイトに、そういうタイプのライターさんが多いということも興味深いところではあります。

それと、これはおまけですが、ハロプロ関連の話題がスポーツ紙を飾る日は、何故か他のアイドルタレントさんの記事がなりを潜めることが結構ある。不思議ですよねえ...
(最近はそれに加え、同一日に二世タレントの記事が集中しやすい傾向があります。あれも不思議。)

まあ、そんな感じです。