「愛称」メンバー名について(その1)

参加していない人には全く理解できないかもしれないけど、その時はごめんね。

斧屋さん

僕は願わくば、アイドルの仕事中はニックネームで呼んであげたほうがよいと考える。一つの固定された名前で全てを引き受けるにはアイドルの世界は重過ぎるのだ。

エレンさん

斧屋さんは、人間である彼女自身の負担を軽減させたいという思いがまずあっての結論。ぼくの場合は逆に、どうしてキャラクター化された彼女に惹かれるのか?という不思議から出発している。アイドルとはキャラクター化されるべき存在であるという点では、一致していると思う。今回の学会で、ぼくが抱えている問題が共有されたのではないのか、という達成感は、あった。

当日も発言しましたが、基本的には同感です。重荷を背負わないようにさせたいことも、キャラクター化させることも。

ただ「愛称オンリー」はNGかなと思っています。

「愛称オンリー」はNGP!に多いです。具体的にはTHE ポッシボー以外のユニットやソロはほぼ愛称のみで活動しています。元々はつんく♂さんがPOPJAMで命名した「ロコドル」に多いパターンなので、それをパクったような気もしますが...

マーライオンさんの意見が参考になります。

キャナァーリ倶楽部については、私は全くわかりません。こういう公式サイトでもニックネームで書かれると、無機質な記号にしか見えず興味すら出てこないんですね。

実は私も同感なんです。キャナは本来の芸名(本名)を知っているからまだ大丈夫ですが、「ピーチ」「チェリー」「カレン」あたりになるともう分かんない。というか、どうでも良くなっちゃう。

ハロプロでは愛称オンリーで活動しているメンバーはいませんが、地域限定型ユニットでは(苗字なしの)名前オンリーで活動していたメンバーも多かったです。これはロコドル...というより、苗字が読みにくかったり...といった地域的な要因が大きいかもしれません。MAXやFolder5やZONEみたいな感じでしょうか。
ただそこで長続きしているメンバーはいません。例を挙げるとココナッツ娘。...は分かりにくいか...カントリー娘。里田まいだけ生き残ったのは?...とか、メロン記念日が「hitomi」「megumi」「masae」「ayumi」みたいな芸名だったらどうなっていたか?...なんてことを考えてみると面白いかもしれませんね。

もうひとつの理由。これも当日話したかな。

彼女たちにとってアイドルは一過性のものかもしれません。なので「卒業=独り立ち」はそう遠くない時期に訪れますが、その際に愛称オンリーではマズいです。その点「おがまな」名義ではなく「小川真奈」名義でソロデビューさせたのは今後の彼女のためにも正解だと思っています。しかし仮に「小川真奈」が有名になってもキャナァーリ倶楽部にフィードバックするかどうかは疑問だったりします。こちらのコンテンツは頑固に「おがまな」ですから。

逆に黒歴史化させても良いように愛称オンリーにしているのか?...とも疑いたくもなる。これはつんく♂さんのアイディアなのか、何かの条件なのかはわかりませんけどね。