セブンアンドワイ売り上げランキング(2007.07.30付)

セブンアンドワイ売り上げランキング(2007年7月30日調べ)です。

ハロプロ系の先週発売分はございません。
なので、その他で注目の写真集を。キャナァーリ倶楽部の事務所の先輩だしね(苦笑)。

平野綾写真集H STAIRWAY TO 20
全体(指定なし)で10位。
(コミック系を除くと3位となります。)
以下はコミック系(ティーンズ向け小説含む)を除いたランキングです。
購入者男女別では、男性2位、女性圏外。
購入者世代別では、20歳未満1位、20代1位、30代7位、40代圏外、50歳以上圏外。
購入者地域別では、首都圏5位、北海道・東北5位、中部5位、近畿5位、中国・四国5位、九州・沖縄7位。
アイドル写真集カテゴリ別では1位、同男性1位、女性1位。

以上。

実売数は不明ですが、ハロプロと同規模の売上はありそうです。脅威となるのはウチらよりも、どちらかというと純粋なグラビアアイドルかもしれません。

まず、20歳未満および20代の1位は凄いですね。
彼女はキャリアが長い割にはまだ若いこともあり、若年層への遡及力はあると思っておりましたが、それをターゲットに1,995円の価格設定をしたのが功を奏したと思われます。これが3,500円くらいの豪華本だったらここまでは行かなかったはず。

このランキングを見続けるとBerryz工房も若年層の支持率が高いことが判ってきたので、このあたり学ぶべきものは大きいかも。
同様に「きら☆ぴか」写真集を女の子も買える値段(1,000円程度)で発売したら、似たような傾向が出そうですね。

それと全国万遍なく売れている。地域格差がないことも特徴です。
彼女の本職は声優で、当然ながら活躍の場はアニメなんですが、現在レギュラーの「らき☆すた」は16局ネットのようですし、その他の地域でもいずれCSあるいはDVD、あるいはごにょごにょ系で見ることが可能と思われます。

一方こちらの「ハロモニ@」の数局ネット+閉鎖的なSNSっていうのは(金をかける場所が)間違っています。俺が事務所社長だったらこんな無駄な企画はやりません。まずネット局を増やす営業に精進するか、BS/CSでの再放送を模索するでしょうね。
(あるいはUHFアニメのチャネルを活用して、ベリキュー萌え萌え30分番組(当然実写)を作って全国展開するとか...)
それと時間帯は全て深夜です。ありがちな『闇雲にゴールデンタイムに出演して効果ないと尻すぼみ』的なものではなく、「見たい知りたい興味がある」って方々(ターゲット層)に地域差別なく(あるいは極力押さえて)送り届けることの方が大切だということも判ります。
(逆にゴールデンでも八方美人ではなくターゲットを絞った見せ方をするとウケるはず。)