モーニング娘。に何を歌わせたいか(亀井絵里編)

ハロプロメンバーを過去のアイドルになぞらえてみようという、俺だけが楽しいコーナー(苦笑)。
前回はアップしたとたんに、娘。新メンバー発表となってしまったりと、何かとタイミングが悪いコーナーでもあるのですが、今回はどんな事件が発生するのか楽しみだったりする(苦笑)。
ちなみに、前回はもうちょっと引っ張ろうと考えてました。「結果的にアイドル声優チックな曲が向いている」みたいな感じで。ただその後色んなことが目白押しでしたので、もう何書きたかったのかすら忘れちゃいました(笑)。

今回は亀井絵里編です。

この子は凄くシンプル。「下町に住んでいる幼なじみで、夕暮れの河川敷を一緒に歩きたい感じ」だよね。
だから「春 花ざかり」*1みたいなタイトルの「春 ビューティフル エブリデイ」でも、いかんなくそれは発揮されています。
(この曲DVD化したらマルチアングル化してほしいよね。「シャニムニ パラダイス」もそうだな。)

んで、過去のアイドルだよね...そうだなあ...曲調的に考えると今はこのあたりかな。

酒井法子/微笑みを見つけた
http://ash-v52.ash.youtube.com/get_video?video_id=5pH3fsZEnx4 (→YouTube) http://ash-v90.ash.youtube.com/get_video?video_id=ZjLmgB8XGuw (→YouTube)
曲調は似た感じにはなっていますが、パクリとかではありません。この曲調は和製サーフィン&ホット・ロッドみたいな感じで生まれたサウンドがベースとなっているだろうから、サウンド自体の歴史は古いね。

ただ、出来ればこのあたりの路線を歌って欲しい。

酒井法子/イヴの卵
http://ash-v65.ash.youtube.com/get_video?video_id=D-bSr9L0ppA (→YouTube)
MAYUMIさんの曲調も萌え萌えだし、山川恵津子さん編曲の中で特に好きな曲ですね。でもYouTubeのじゃあ雰囲気伝わりにくいな。CDで聴いて欲しい曲だね。
それと、こんなセリフ言わせたいですよね。酒井法子さんは恥ずかしかったそうですが、絵里ちゃんならきっと大丈夫でしょう。
これ以外で彼女に似合う曲は...サッポロビールのCMじゃないけど、自分で作るしかないわな(笑)。

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ちなみにこのコーナーには割と「のりピー」が出てきます(笑)。理由としては、アジアでも人気が高いこともあってYouTubeに相当数の楽曲がアップされているからなんですが、もうひとつ、彼女のアーティストとしての成長過程が「アイドル冬の時代」とシンクロしたことにより、とてもハッキリしているからなんです。

ハロプロは曲調にこそ1970年代テイストが入っていますが、基本は「アイドル冬の時代」以後に誕生したユニット系アイドルのフォーマットです。苦労した割には陽の目を見なかった試行錯誤が今活きています。
んで、その境目に位置するのが酒井法子でありWinkであり森高千里です。上の2曲は1990年の発売ですから、正にそうですね。彼女は歌謡番組の依存が高かったために苦戦しておりましたが、ただこのあたりまではオリコンの10位以内には入っていたはず。その後紆余曲折があって再び大ヒットを飛ばすことになるのですが...そうだなあ、これからアイドル史の研究をされたい方は、松田聖子おニャン子とかより、まず酒井法子を追ってみるのがいいでしょうね。

それと出来ればエルダ担当の方も(苦笑)。

さらに、つんく♂さんもモモコクラブヲタだったと思われるフシがある。これなんて、西村知美紺野あさ美島田奈美熊井友理奈と置き換えることも出来る。つまり、萌え方はおニャン子よりMomoco系に近い。メイクや曲調はそれなりには古いけど、スピリットは似ています。
ついでに、元おニャン子乙女塾ファンも多いハロヲタ界隈では、いわゆる萌え担当メンバー(のヲタ)は掲示板によっては風当たりが強いのですが、それって「おニャン子クラブファンがモモコクラブ(ファン)を馬鹿にする」構図と一緒かもしれません。そう考えると少しは気が楽になる?...ならねーか(苦笑)。
DDとしては、本当に心が痛みます(笑)。

*1:そういえば「ハロプロ萌え担当」関西アイドル参考説みたいなコラムを書いた気がするなあ。その際「亀井絵里山中すみか」説だった気がする(苦笑)。