V.A./第1回ハロー!プロジェクト新人公演 〜さるの刻〜/〜とりの刻〜 (その1)

行ってきました。
会場に到着したのは開場1時間前ですが、もうすでに会場付近はもの凄い熱気に包まれておりました。
その熱気そのまま、2,084名(渋谷公会堂時代よりも座席数は減ったのかな?)が満杯になりました。

感想を書く前に他のブログの感想を読んでみた
私はスタッフでもないのに、どんな感想だったのか、素直に気になるんですよね。「面白かった、また来よう」なのか「つまらなかった、もういいや」なのか。
で、他のブログでの感想を読みましたが、本当にいろんな立場の人達が集結した感じです。
今まで純粋にエッグを応援して来た人達。ポッシボーヲタの人達。有原栞菜が出るから、あるいは光井愛佳がでるから...といった人達。ただ多くは「初物だから」「将来的な推しを探しに来た」という感じだったかもしれないですね。まあ多数派は生写真が売り切れた子からして小中学生ヲタっぽいひとたちなんでしょうけど。まあでも元々みなさんハロヲタですから、変な空気ではありませんでしたが、ただ昼公演開始直前は会場内に期待と不安と緊張感を含んだ異様な盛り上がり感がありました。

ダンスのレベルについて
ただ、その中には「2階のファミリー席にいたら寝くなっちゃった...」みたいな日記も2〜3あるようです。よく読むと知人に誘われて、ほとんど予習無しで入った模様。それだといくら知っている曲が多くあっても、どんな可愛い子がいてもちょっとキツいかもしれないですね。
また「AKBみたい」といった意見も。確かにそうかもしれないですが、AKBはチームによっては助っ人的な子もいると思いますが、入った時期が一緒で、AKBとしてステージに立つ以外の(個人的な)芸能活動には従事しておらず、同じプログラムを何度も練習してステージに立っている。一方、こちらの新人公演はそれぞれの事情を持った子が集結している。なのでレベルにかなりの差があるのが特徴だし、ある意味で最大の魅力になっています。
AKBの話とかは関係なく、「まだまだだなあ」「レベルはこんなもんでしょ」的な意見もありましたが、特に地方在住の子(関根梓前田彩里仙石みなみ)や2期生の中には初めてステージに立つ子もいる(小倉愛実)。ステージに立てるのは小学4年生からという余り知られていない社内ルールにより初ステージの子もいる(新井愛瞳)。受験で休んでいた子もいるし(澤田由梨田中杏里能登有沙)、娘。オーデの次点の子もいる(吉川 友)。他の仕事が忙しく練習に出遅れた子もいる(福田花音前田憂佳)。そのあたりの事情がある程度わかんないと、単に「上手い子と下手な子がいるなあw」や「レベルはこんなもんでしょw」「知名度ほど推されていなかったなあw」で終わっちゃう。まあ、それでもいいかなあと思っていたので、そういった予習的なコラムは、あえて書きませんでした。だってそんなことを書いちゃうと上手い子しか見なくなっちゃうしね(苦笑)。「ああこいつ(ら)まだまだだなあ」って思うのも、ある意味名前を覚えてもらうにはいい手段かもしれませんので。

ステージング構成、特に衣装について
良かったことは、ハロコンの延長的なプログラムで統一されていたところ。まことさんの司会ぶりからもそうですね。最近のハロコンのステージはシンプルな感じで、衣装で勝負なんですが、今回は衣装を無理に統一させることがなくて良かったです。
最初の衣装は女学生風。他社だと全員の衣装を統一させる方向性に行きがちですが、こちらは数人毎(年齢別ではない)に数種類の制服を自由に選べるタイプの学校風で、それがそのままこのエッグのコンセプトに繋がっているのかもしれないですね。
(あ、最初期の制服向上委員会もこんな感じだったよな(苦笑)。)
その後の衣装は先輩諸氏が今まで着用していたタイプのレプリカ衣装が中心。ハロコンのお下がりではなく、きちんとフィッティングして作られたものだと思います。エッグの子はもれなくハロプロファンですから、いわゆる強い「あこがれ」からモチベーションを上げていった感もあり、出演メンバーも常にハイテンションな感じでした。ただ自己アピールは忘れていない感じで、そのあたりが今風な子ですね。
また着替えで「しばらくお待ちください」的なものはなく、そのあたり手を一切抜いていない。なので曲と曲間の隙間がほとんど無く、曲の途中まで前曲のメンバーが残って途中まで一緒に歌ったりと、実践さながらで発表会の域を超えていました。いわゆる『インターン』に近い。なので初見の人で立っている人は普段と変わらず大盛り上がり大会でしたね。
(ただそのスムーズすぎる進行感が前出の「眠くなった」原因かもしれません(苦笑)。)

小川紗季について
後で書こうと思っていましたが、気になっている方が結構いらっしゃると思われるので、今のうちに。
ステージはさながら小川紗季とゆかいな仲間達状態で、その後個人別生写真で彼女の分が売り切れになると行った現象がおきました。
(売り切れになったのは彼女だけではありませんでしたが...)
ここでも書いてますが、俺は当時小川紗季派(笑)だったので、これはセットリスト見てからとても楽しみにしていたことの一つでした。
今日のこの大抜擢に衝撃を受けた方も多いと思いますが、実はステージ上で肉声が聴けた最初の4名(橋本・ロビン・福田・小川)の内の一人なんです*1。その「34丁目の奇跡」では橋本愛奈とペアを組んでいました。要は子供組のトップに位置している期待のホープで、当時の状況では演技でも歌でも福田花音との差は感じませんでした。
福田花音と差がついたのは単純に年齢の問題。ハロプロエッグは小学校4年生以上じゃないとバックダンサーとしてステージに立てません。当時小学3年生の小川紗季はそこで損をしています。なのでやっと正当な評価をいただいたと思います。
事務所の小川推しは今年正月のハロコンからだったかな。曲によっては福田花音と火花散らしてます。まあ二人はとても仲良しさんなので、いいライバル関係が築けるといいですね。

生写真がUFWからUFA
(ポッシボー以外の)エッグメンバーの生写真(ゲキハロもの)をお持ちの方は気がついていると思いますが、今回からcopyrightが「UP-FRONT WORKS」ではなく「UF-FRONT AGENCY」となっています。
また会場販売のDVDでも出身地まで公表されています。なのでUFWからUFAにマネージメントが移ったの☆カナ?...なんて思っているのですが、本当のことはどうなんでしょうね?...って誰に聞いているんだか(苦笑)。
例の教育云々を含め気になりますね。

気になった点
MCで愛称のコールがありましたが、愛称と本名の両方を覚えないといけないので、ちょっとキツいかな。まずは本名を覚えてもらうことに専念した方がいいね。
ボードについてはあからさまなスケブによるボード攻撃は見かけませんでしたが、これから推しに名前を覚えてもらおうとする痛い行為が始まると思いますので、状況をみて適切な対応を取ってもらいたいと思います。
(ちなみに私は彼女達のネームだけが入ったボードならOKだと思っています。ただDVDが発売されたりすると、ファンの「声」が残りますので、声援でアピールすることの方が大切だと思います。)

その他
撮影用カメラが数台設置されておりました。ステージ上のスクリーン用かもしれませんが、FC向けDVD撮影もあったのかもしれません(アナウンスはありませんでした)。その際は昼夜両方欲しいところですね。
それと入場時にチラシが配られましたがグッズの通販チラシはありませんでした。これはDVDが急遽発売されたことなど、グッズの販売が流動的だったからなのかもしれないですね。
(本日以降にハロー!プロジェクトモールシティハロー!プロジェクトモバイルストアにて通信販売が行われる予定です。)

とりあえず書き疲れたのでここまで。
次回はセットリストを追っかけます。
変な事件で俺のモチベーションがぶちこわしにならなければいいんだけどね。今のところ気になるのはギャルルの動向だけかな。

*1:フレッツのハロコン楽屋裏の方が早いでしょうが、あれはバックステージでのインタビューですし...