「アイドル」キーワード変更のお知らせ

モーニング娘。が国際化することもあり、こちらも国際化させました(笑)。
つまり、これ...

アイドル【idol】

  1. 人気者に対して与えられる称号のひとつ。
    辞書に載っているアイドルそのものの意味だが、日本ではTHE BEATLESのアルバムの邦題「4人はアイドル」として使われたことから、転じて若者層から熱狂的に受け入れられる歌手・アーティストに好んでこの言葉が使われるようになった。しかし「アイドル」という言葉が安売りされている現在、これらの者には「国民的アイドル」「トップアイドル」「人気アイドル」「スーパーアイドル」といった表現がなされていることが多い。
  2. 少年少女の憧れとなる偉人・有名人に与えられる称号のひとつ。
    こちらも本来の意味であるが、日本では「ヒーロー」「スーパースター」「カリスマ」という表現が好まれる傾向にある。
    用例:「ジーコは俺たちブラジルのサッカー少年にとって、永遠のアイドルなんだ。」
    クエンティン・タランティーノ梶芽衣子を崇拝しているのもその好例。
  3. 相対的に女性の少ないジャンル、あるいは本来女性らしさ(可愛らしさ)を求めないジャンルにおいて、若手女性が活躍した場合、その対象者に与えられる称号のひとつ。
    「○○界のプリンセス」「○○界のマドンナ」「○○界の(ニュー)ヒロイン」の類似表現。
    人気回復のテコ入れ策として利用されることも多い。
    用例:「ゴルフ界のアイドル」「柔道界のアイドル」「囲碁将棋界のアイドル」
  4. 主に劇団や大手事務所のジュニア部門、売出し中の新人タレントなど、いわゆるスター予備軍に対する呼称。
    中学生以下は「U15」、「ジュニア(アイドル)」、「キッズ」、「美少女」と呼ばれることが多く、高校生以上はその仕事内容から「グラビアアイドル」あるいは単に「新人タレント」と呼ばれていることが多い。
  5. いわゆるアイドルファンやマニア(オタク)向けにターゲットを絞ったタレントの呼称。活躍の場は地上波のゴールデンタイムであることは少なく、小規模会場でのライブ・マニア向けの雑誌でのモデル・撮影会・BS/CS番組・インターネット・様々な接客業などである。その範囲は成人向けコンテンツを含むこともある。
  6. 「アイドルは○○」のイメージに合致するタレントを「アイドル」と表現することがある。
    ○○は「トイレに行かない」「下品なことは言わない」「歌が下手」「ぶりっこ(裏表がある)」といったコントの題材になりやすいステレオタイプ的なものと、「恋人を作ってはいけない」「処女でなくてはならない」「酒を飲んだりタバコを吸ってはいけない」といったスキャンダル性を含むものがある。

...が、こうなります。

アイドル【idol】

海外での意味

  1. 人気者。
    人気を司るものは主にテレビであることから、英国テレビ番組の「POP IDOL」や米国の「AMERICAN IDOL」といったアーティスト発掘番組のタイトルに使用されているとおり、主にポップスター(人気歌手、花形歌手)などの人気者に対して与えられる称号である。
  2. スポーツにおいても、少年時代の憧れだった選手に対し使われることが多い。
    用例:「マラドーナは俺たちアルゼンチンのサッカー少年にとって、永遠のアイドルなんだ。」

国内での歴史

  • THE BEATLESのアルバム「HELP!」の邦題「4人はアイドル」から、この言葉が広く知られるようになった。しかし、一般的に浸透したのはグループサンズではなく新御三家以降で、若年層から熱狂的に受け入れられる若手歌手に対し、好んでこの言葉が使われるようになった。
  • 男性歌手は「甘いルックス」、女性歌手は「お人形みたいに可愛らしさ」が求められたことから、徐々に「アイドル=可愛いらしいもの」というイメージが浸透する。
  • しかし、歌謡番組が力を失ってしまう1980年末期以降、特に若手女性歌手が行き場を失ってしまい、それらが受け持っていた数々の仕事(歌手・グラビア・CMモデル・女優)が分散し専業化した。
    それより「アイドル=人気者」ではなく「アイドル=タレントの駆け出し時代の仕事」および「アイドル=男性向けの仕事」といった、本来の意味とは異なったイメージが浸透してしまう。
  • その後、歌番組が再び人気を博した1990年代後期以降にデビューしたSPEEDやモーニング娘。は正に本来のアイドルそのものではあるが、アイドルの持つ意味合いが変ってしまったが為に、この言葉を忌み嫌うファンも少なくない。
    その一方、歌謡曲衰退期以降も一貫してトップスターであったジャニーズについては、今もアイドルであることを誇りに思っているメンバーも多い。

現在、国内で「アイドル」と呼ばれているもの

  1. 若手歌手。
    「アイドル」という言葉が安売りされている現在、これらの者には「国民的アイドル」「トップアイドル」「人気アイドル」「スーパーアイドル」といった表現がなされていることが多い。
    またイメージを嫌い「歌姫」といった言葉を使うケースもある。
  2. 可愛らしいキャラクターや動物がブームになった場合、それらを「アイドル」視するケースがある。
  3. 相対的に女性の少ないジャンル、あるいは本来女性らしさ(可愛らしさ)を求めないジャンルにおいて、若手女性が活躍した場合、その対象者を「アイドル」とみなすことがある。
    「○○界のプリンセス」「○○界のマドンナ」「○○界の(ニュー)ヒロイン」の類似表現。
    人気回復のテコ入れ策として利用されることも多い。
    用例:「ゴルフ界のアイドル」「柔道界のアイドル」「囲碁将棋界のアイドル」
  4. 主に劇団や大手事務所のジュニア部門、売出し中の新人タレントなど、いわゆるスター予備軍に対する呼称。
    中学生以下は「U15」、「ジュニア(アイドル)」、「キッズ」、「美少女」と呼ばれることが多く、高校生以上はその仕事内容から「グラビアアイドル」あるいは単に「新人タレント」と呼ばれていることが多い。
  5. いわゆるアイドルファンやマニア(オタク)向けにターゲットを絞ったタレントの呼称。活躍の場は地上波のゴールデンタイムであることは少なく、小規模会場でのライブ・マニア向けの雑誌でのモデル・撮影会・BS/CS番組・インターネット・様々な接客業などである。その範囲は成人向けコンテンツを含むこともある。
  6. 「アイドルは○○」のイメージに合致するタレントを「アイドル」と表現することがある。
    ○○は「トイレに行かない」「下品なことは言わない」「歌が下手」「ぶりっこ(裏表がある)」といったコントの題材になりやすいステレオタイプ的なものと、「恋人を作ってはいけない」「処女でなくてはならない」「酒を飲んだりタバコを吸ってはいけない」といったスキャンダル性を含むものがある。

逆に考えると、海外の人たちの方がハロプロを素直に受取れるはず。んで、「アイドル」って言葉を我々に何のためらいも無くぶつけてくるはず。その時に訳のわからないことを言って彼等を混乱させないようにしたいところですね。