Berryz工房/CD「笑っちゃおうよ BOYFRIEND」コメント

プロデュースワーク:Berryz工房(つんく♂)

僕の大好きなアメリカン60sフレーバたっぷりで 仕上げました。
曲そのものは50sの香りもすると思います。
どっちかというと、アレンジやダンス、パフォーマンスが60sです。

なるほど。
Little Peggy Marchの「I Will Follow Him」(1963)や、Lesley Gore(レスリー・ゴーア)の「It's My Party(涙のバースデイ・パーティー)」(1963)あたりをイメージしたのかなあ?
いわゆる「コニー・フランシス」スタイルの楽曲群(「チュッ!夏パーティ」や「レインボーピンク」)は大体1961年あたりのモロ50'sサウンドイメージ。今回はそれよりも2年ほど未来の「ビートルズ上陸前夜」の頃のサウンドイメージですね。
それと、黒人のガールグループではなくって白人のポップスですね。感覚的に。
曲そのものはBrian Hylandが歌っても面白いと思う。
結果として土台のビートが現代風(「建築基準法」基づく)で、当時のデコレーション(飾り付けに)にこだわった作品に仕上がっています。私は好きですね。この曲。

こんな書き方をすると勘違いする人もいるので一応。
基本ラインはパクリでもオマージュでもない。つんく♂さんは、このアーティストが今いたらこんな曲を歌わせてあげたいとか、俺があのアーティストだったらこんな曲を作るという心意気が伝わってくるコンポーザーなので、そういう連中とは次元が違います。