ハロプロにおける「萌え」について

上のコラムに関連して、「activeエレン」さんの「萌え」系のトピックを読んでいたら、いくつか面白いものが。
まず、「萌えの起源」。

最近ではWikipediaの中の人たちが頑張っている模様ですね。
ちなみに、『現在』の「萌え」の普及に繋がったきっかけは、私の記憶では当初は「萌え」ではなく「萌え萌え」と表記されていましたから「燃え燃え」転用説が最有力だと思います。ただ『過去』のオーパーツ的なルーツ(諸説)については多分に誰も正確な答えは導き出せないでしょう。

さらに、「アップフロントの萌えビジネス(キャラビジネス)概論

「萌え」についての定義はWikipediaでも「はてなダイアリーキーワード」でも未整理だとは思いますが、基本的には...

  • 本来ならば恋愛関係を成就してはならない異性に対する、半ば絶望的な恋愛感情
  • 本来ならば性的な魅力を伴わない抑制された境遇や服装や仕草について、深い魅力を感じてしまうこと

...これだけです。キッコーマンのCMじゃないけど、これだけ。
(「萌え」キーワード直したいんだけど、うるさそうなんでねえ...)

書いている人たちがいわゆる中の人たちなので、全く触れらていないのですが、1991年の「成年コミック」マーク指定や、1990年後半以降の児童ポルノ関係の規制と、「萌え」が本格的に使われだしたのは偶然の一致でもなさそうなので、本来は上の意味のウエイトが高かった筈です。ルールに縛られた中でいかに楽しむかっていうのは日本人の特性として元来備わっているものですからね。
ただ、現在では下のウエイトが高いです。

ハロプロは、初期メンバーは性的なものに関してそれほどのタブーを感じさせませんでしたが、小学館プロダクションとの関わりや、それに伴うファン層の広がりなどで、性的なものを極力抑えるようになりました。さらにキッズ世代のアイドル化が、それに一段と拍車をかけています。
じゃあその中でどうやってファンを喜ばすか?...その中で芽生えた答えだと思います。
ハロプロは未だ上の要素が強そうですが、下の状況のメンバーもいます。そのあたりを考えると楽しいですよねえ(苦笑)。

ちなみに過去の漫画でこれと良く似た事例があります。
これを題材にし比較すると、このあたりの問題が一気に解決するかもしれません。
一体それってなんだろうねえ???