女子タレントフットサル界の今後を占う

ゆめりあさん。
つーか、単に「私はアンチガッタスです」って言いたいだけなんでしょ(笑)。

で、その「ヴェルディ」抜きでも盛り上がる事が出来るようになれば、女子タレントフットサル界も熟成したということが言えるようになるでしょう。

つーか、ガッタス抜きで盛り上がる方法はありますよ。
興行スタイルを止めて、完全テレビマッチ化すればいいんです。昔のPK合戦バラエティみたいな感じで。
そうすれば、やり様によっては人気番組(人気コーナー)が作れるはずです。

以下は参考までに。

Jリーグ創設当時の読売を持ち出しているくらいだからご存知だと思いますが、明石家さんま氏らをはじめとするタレントチームがその昔の日本リーグ時代に客寄せパンダとして前座試合を行っていたことがあります。

参考:THEミイラ

しかし、マスコミが寄ってたかってJリーグを持ち上げるバブル期(93年頃)になると、PK職人と称する木梨憲武氏を始めとしたTVバラエティが主導権を握るようになります。しかしその一方で、明石家さんま氏はその一線から身を引きます*1
あの当時の「生ダラ」は高視聴率を取っていたと思いますが、Jリーグが一度下火になって行くにつれてコーナーは自然消滅します。まあ結果的には単に数字を取る為だけにやっていたに過ぎないことになる。
(木梨憲武氏の名誉のために申し上げておますが、彼も「THEミイラ」に参加しています。なので振興の念は持っていたとは思いますが、ただTVバラエティの波に飲まれちゃった感がありますね...)
ちなみに「THEミイラ」は現在も活動しています。

そういった歴史に照らし合わせると、大手なのに力を出し切れていないチーム、あるいは指を加えて見ていそうな事務所は、TVならやりたくて仕方がないのかもしれないですね。なので私がああだこうだと言っても、「アッコにおまかせ!」みたいな番組で、やがてやるんじゃないかなとは思います。
ただそこにポリシーがあるかは保証できません。「フットサルをやりたくなってきた」と思わせれば勝ちですが、昼飯時の視聴者はそんなものは求めていないでしょうね。なので長い目で見ると意味が無い。意味が無いどころか指導者がタレント扱いされて勘違いしてしまう残念なシーンを見る羽目になるでしょう(笑)。

ここまで書いたら解ると思いますが、ガッタスは「明石家さんま」イズムなチームです*2

で、こういうことを書くとガッタスだけが「よい子」みたいな感じになってしまい、結局アンチハロプロな方々にネタを供給する事になりますので補足しますが、他のチームも当然ですがそういう活動は行っています。むしろ今は他のチームの方が多いかなと思います。ガッタスはスケジュールがタイトだということと、必死な客が集まりすぎてしまう副作用もある*3ので、ガッタス御一行様的な活動は出来ず、代表者が挨拶に来る程度で終わってしまう実情はありますが、他のチームが上手くそれを補ってくれています。

そう考えると、今のスフィアリーグは当初の目的からやや逸脱している様にも見えます。
本来ならばチーム数を絞ったリーグ戦にし、エキシビジョンで地元のリアル女子フットサルチームと対戦する企画があれば良かったですが*4...首都圏以外の開催ならば尚のことねえ...

ただ、ある程度知名度を上げて「真の客寄せパンダ」となってもらうにも、スフィアリーグ全体を盛上げていくしかないという覚悟を決めてやっていると思うので、そういう視点からTV制作していただきたいものですね。

#そーゆー意味では、楽しさに満ち溢れている必要があるんだけど、悲壮感の方がやや強くなってきているのが気になるんだよねえ...

*1:今では世間から「欧州かぶれのサッカー好き芸能人」だと思われているらしい。

*2:ただ「ザ・ミイラ憲章」にある「サッカーを通じて世界平和、国内外の友好促進を目的」は無いな。これやるんだたら道重さゆみ美勇伝を入れないとまずいねえ。意外なところに最重要課題があった(笑)。

*3:ユースチームがこれやっちゃうとスゲー悲惨な状況になるな(笑)。

*4:昨夏の代々木のスタイルがベストかな。