夏まゆみ/「秋葉原48劇場」の振付を担当

番組や企画が終了したらその起用タレントまで終了してしまうことには定評がある、秋元康さんプロデュースの「秋葉原48劇場」のお披露目があった模様。

萌え〜!秋元康プロデュース、アキバで“会いドル”誕生(サンケイスポーツ)
秋元氏が次世代アイドルづくり(日刊スポーツ)
秋元康氏、アキバから全国へ(スポーツ報知)
秋元康氏 アキバにアイドル劇場(スポーツニッポン)
秋元康:秋葉原でアイドル育成 ドンキに劇場オープン(毎日新聞)

なんだか、その「劇場」とやらがある場所に軽いデジャヴュを感じるのですが...まあ気のせいでしょう。

写真をみる限り粒は揃っていそうですね。
彼女達の具体的なプロフィールが提示されたら大体の主旨・傾向が見えてくると思うのですが、サウンドプロデューサーや作曲家ではなく...

モーニング娘。」を担当した夏まゆみさんが振り付け

...というところが前面に来るのがちょっと気になるところ。
さらに...

同劇場は、オーディションで選ばれた最大48人の候補生をネットや劇場での人気投票などで1軍と2軍に分け、1軍は8日から毎日舞台に出演。

...これって掲示板とかでたまに見かける「モーニング娘。を二軍制にせよ」論と然程変わんないんですけど。
これって、一見してインタラクティブ感を高めているようですが、シバリを多くすると逆にフレキシブルに動けないのでねえ*1。このシステムがいつまで持つかが興味深いところ。
さらに...

舞台は「80年代の逆襲」をテーマに

「80年代の逆襲」っていうのも何をもって「80年代」とするかなんだけど、まあ彼の80年代リバイバルコンセプトはチェキッ娘で一度頓挫していたりもする。あの時はスポンサーの力量不足も否めず、失敗というのはあまりにも酷なのですが、尚のこと今回は成功させたいですよね...でも妙にコスチュームが制服向上委員会っぽいんだよなあ(苦笑)。

うーん、仮に...

1998年(チェキッ娘)−1985年(おニャン子クラブ)=13年

...だとすると...

2005年(秋葉原48劇場)−1992年*2(制服向上委員会)=13年

...なので、秋元康氏的には丁度いい計算なんだろうか。

まあ、制服向上委員会初代リーダーの「次は誰が辞めるのか、楽しみですね」...なんていう趣味は私にはありません。シビアで真面目で息の長い展開を期待したいところですが...

*1:こちらの例だと「さくら組」「おとめ組」みたいなものは長続きしないということ。

*2:これってSPA!に載った頃でしたっけ? それとも最初の「おしゃれ制服図鑑」の発売時期? 当時の「制服宣言」のアレンジは凄まじかったよなあ(苦笑)。