もしかしたら将来的に関係あるかもしれない系(2008.02.20)

長文なのでたたみます。
音楽産業系新規事業風味3題。

「Apple、無制限音楽サービスについてレーベルと交渉」の報道(ITmedia News)

 米Appleが、iPodiPhoneに割増料金を払うのと引き替えに、iTunes Storeの全楽曲を無制限に利用できるサービスを提供するべく、大手レーベルと協議しているとFinancial Timesが報じた。

 同紙はこの件を知る筋の発言として、交渉はAppleがレーベルに支払う金額についての話し合い次第だと伝えている。

 ある業界幹部は、消費者はデバイスに最高100ドルの割増料金を払って、そのデバイスを使っている間無制限に音楽を利用するか、あるいは7〜8ドルの月額料金を支払って会員制サービスを利用したいと考えていることが調査で示されていると話している。

なるほど。
これがもし日本も対象になれば、相当なインパクトだし、ハロヲタ必須アイテムになりそうな予感。
まあでも日本の場合は交渉が前途多難かなという気もしますけどね...

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ヤフーとオリコンDD、著名人ファンクラブサービス「Yahoo!ファンクラブ」(INTERNET Watch)

 ヤフーとオリコンDDは19日、著名人のファンクラブをWebで展開するサービス「Yahoo!ファンクラブ」を開始した。

なるほど。
私的にはNGP!が実験台にされそうな予感もありましたが、自前でFC立ち上げましたので、特に用無しかな。
ファンクラブ一覧 を見たところ意外と多いので、プレミア度は低く、話題性は拡散しそうですし。

 Yahoo!ファンクラブは、著名人のオフィシャルサイトが集まったサービス。著名人はブログや写真・動画、会員限定コンテンツなどを通してファンへの情報発信ができ、ファン同士はSNS機能を持つプロフィールサービス「Yahoo!プロフィール」を通してコミュニケーションが行なえる。また、「Yahoo!ウォレット」を利用した有料課金サービスにより、デジタル写真集や音楽、ムービーなどのデジタルコンテンツ販売にも対応する。

この程度のことなら自前で賄えそうですね。>UFG
でもSNSは賑やかさが外に漏れないので、10人規模でも100万人規模でも全く同じに見えちゃうんですよね。そこそこのオープンさを実現出来るかがカギですね。
「デジタル写真集や音楽、ムービーなどのデジタルコンテンツ販売」は携帯コンテンツがPCでも購入出来る風味なサービスがあると助かります。

Yahoo!ファンクラブでは、ヤフーはプラットフォームの開発、システムの保守・運用、決済代行を担当し、オリコンDDは芸能事務所などとの契約全般、コンサルティングなどを担当する。

CD/DVD販売より、ファンクラブ事業の方がもしかしたら儲かるんじゃないかな。なので逆に金玉握られないようにしないといけないですよね(苦笑)。

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JASRACを気にせずカバー曲を委託販売できるサイト「同人音楽の森」(INTERNET Watch)

 同人音楽の森では、オリジナル曲だけでなく、日本音楽著作権協会JASRAC)が管理する楽曲のカバー曲も投稿できる。著作権使用料はミューカムが負担し、事務手続きも代行する。

 楽曲を登録する際は、MP3形式の楽曲データと、WMA形式の試聴用データを用意する。ジャケット画像もアップロード可能。販売価格は、1曲あたり150円から1,000円までの範囲で、50円単位で設定できる。売上は月ごとに集計され支払われるが、売上の40%は手数料として徴収される。

マチュアがカバーした楽曲で金払う人がどれだけいるのか疑問ですが、「成り行きが注目される」系ですね。