森咲樹/「中野ブロンディーズ」(その1)

行ってきただよ。

私的には初日・千秋楽を避け、一番空いてそうな日を狙って行くのが好きです。多分に役者さんのモチベーションもそれらの日に比べたら多少は低いかなと。だからある意味本当の実力や作品の質が分かる...とまあ勝手にそう思っているだけですけどね(苦笑)。

客の入りは7割程度といった感じでした。初日はほぼ満員だった模様ですので、プレイガイドのチケットの売れ行きが芳しくなかったことを考えると予想外の展開です。いや、純粋にほっとしてますよ(苦笑)。

御花を見たところ、主役の杉本有美さんは俺の麗子(笑)同様、モデル→タレントコースの子ですので、お付き合いのあるタレントさん中心。その他の方はファン方面からが中心です。落合祐里香さんはいくつかのファン集団(ファンサイト?)から、りりあんさんと我等が森咲樹は「ファン一同」といった感じですね。
それと入場口の一番近いところにワイルドカード的につんく♂さんと時東ぁみ先生のものも。

ファン層もそれに沿った感じです。エッグ現場で見かける人は数名といった感じで、知人はゼロでした(苦笑)。
それと何故かおばさん層が多かったです。誰のファンなのか...それかどこかで券をばら撒いたのか...謎です。

作品の内容はネタバレするとつまらないので書きませんが、ストーリー展開まだ荒削りな印象です。
プロモーションが後手に回っている印象もあります。アキバ系のニュースサイトではリハーサル風景がアップされましたが、もうちょっと早くアピールできたら良かったのかもしれないですよね。
さらに、会場に「漫画化決定!」といった張り紙がありました。通常は逆かもしれませんよね。

そういった意味では、ストーリーよりもキャラクター重視な印象が強いです。
落合祐里香さん(眼鏡っ子役)とりりあんさん(メイド喫茶店員役)はステレオタイプなのと、普段のお仕事もその方面の道にどっぷり浸かっている感もあるので、演じやすそうですし、ダンスその他の部分でもキャラクターに合わせたキャッチーな動きをするんですね。もしかしたら相互でビルドアップした感じなのかも。
黒木マリナさんも小林由佳さんも中島愛子さんも長谷川桃さんも自身のバックグラウンドに合っている役だと思います。
ただ、森咲樹の場合は、あの衣装の印象が希薄な(キャラ違いな)役なので、演じるのが難しい役ではあります。まあでも初見だったら「そういう子」だと思っていただけるかもしれませんね(笑)。ただ彼女が再開(再会)するシーンは「技が難しかったので」ではなく、今までの伏線を活かした理由にして欲しかったです。あと、彼女は大会ではパワー系の役どころなので、大人しそうに見えて実は...みたいな演出もあるとよかったかな。でも明るいところは苦手みたいな感じで...こういったキャラ設定の仕方はガンダムよりも高橋留美子さんの世界に近いですね。

それと「技が難しいから無理」と言っている他のメンバーも、曲*1になるとハツラツと踊るのは、ちょっと違和感ありますね。でもここでもりりあんさんは個性を炸裂させておりました。流石です。もう少し「萌え」が鼻につく感じかなと予想しておりましたが、嫌味の無い「萌え」ですね。こういうキャラクターを出していけば舞台で引っ張りだこになりそうですね。

とまあ、こんな感じで。
気になった子は小林由佳さんですね。「wikipedia:小林由佳」によると数名該当しますが、この中にはおらず、こちら小林由佳さんです。いわゆるダンスチームですが、マッスルミュージカル系の舞台にも出ている様ですね。がっしりした体型に小西真奈美風の顔立ちの方です。
ダンスセンスでピンと来たのか、はたまた単なる顔推し(笑)なのか、tatsuさんが高まった模様。レポには書いてませんが(苦笑)。

ちなみに俺も〜(笑)。
つーか、須藤茉麻といい澤田由梨といい、度重なる「つるぺた」発言といい、どうやら俺は『体型推し』らしいことが判明。相変わらず残念過ぎる人だ(苦笑)。>俺

*1:一応何曲か歌やダンスがあります。ミュージカル仕立てですね。