つんく♂/「日経ビジネスAssocie」

今週号の「日経ビジネスAssocie」の特集が「ビジネス大格言」というタイトルなのですが、その中につんく♂さんのインタビュー記事が載っています。60ページあたりだったかな。

これを、この雑誌に載せた経緯も気になりますね。日経ですので、テレ東つながりなんでしょうか?...昨年彼を追ったドキュメンタリーもありましたし...
というのも、彼の事務所の内部を知らないと気がつかないからなんですが...その内容とは、彼が産みだしたオリジナルの格言たちを、社内(多分に「J.P.ROOM」か「TNX」)のトイレに貼ってあるとのこと。写真は男子トイレの便器でしたが、多分に女子トイレにもある模様。字の綺麗な社員が短冊(たんざく)に自筆(居酒屋メニュー風)で書いたものが20〜30ほど貼ってあります。それらに至った経緯や関連するエピソードも2〜3紹介しています。後は読んでからのお楽しみ(笑)。コンビニにも置いてあります。*1

さらに、まとめて一冊の本にしようと考えているのだとか。

いいんじゃないですかね。
営業マン必須の書みたいになれば格好いいですね。

ビジネスマンなら誰でも経験があると思いますが、営業マンには概ね二つのタイプがある。ひとつはガッツや人柄で乗り切ろうとするタイプ。もう一つは数字を駆使して理詰めで乗り切ろうとするタイプ。前者は部下というより上司の個性に強く出ますし、それで部内が左右されるなんてことも多いです。一方、部下は前者を古臭く感じており、後者っぽい人も多いですが、経験を積む上で前者っぽくなる。それに上司がガチガチの後者だと部内が息苦しくなるってのもありますね。
両者兼ね備えた人間が経営者としてはベストですが、なかなかそういう人物はいませんし、つんく♂さんもそこで苦労しているところかなとは思います。そんな時は四谷学院じゃないですが二人の講師がいて育つみたいな環境があるとベストですね(笑)。後者は経理畑の人間と上手く連携をとるなんて方法もあります。ちなみに私は以前そういう立場で仕事していました。なのでUFWの通称「元経理」さんのような存在はとても貴重ですよね(笑)。

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ついでに私から格言チックなものを書いておきます。
一般的にカリスマ社長のもとに集まる社員はイエス☆マンになる傾向がありますが、この格言が取り上げられたことで、そうなってしまう危険性がさらに高まるかもしれません。が、そうなって欲しくは無いですね。
私が「経営者として」の貴方に割と冷たく接しているのは、そういうことだと思っていただければ結構です(苦笑)。

*1:近所のファミリーマートで確認。